【市況】ETF売買動向＝1日前引け、ＥＴＦＳニケが新高値

　1日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比33.1％増の1619億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同35.4％増の1487億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　エネルギー商品指数上場投資信託 <1685> が10.17％高、ダイワ金融上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1649> が4.30％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が3.78％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は3.85％安、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> は3.37％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が81円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金947億1900万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金654億7400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が203億7200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が108億2800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が80億6600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が51億5700万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が22億6100万円の売買代金となった。

株探ニュース