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2016年07月27日15時29分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日触媒、ダイセル、サイバダイン、村田製

日触媒 <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本触媒 <4114>  6,530円  +350 円 (+5.7%)  本日終値
 ゴールドマン・サックス証券の素材セクターのレポートでは、円高による直接影響だけではなく顧客先動向や輸入材影響など間接影響も考慮する必要があるものの、総じて円高はネガティブと指摘。各社の16年度営業利益予想を5%、17年度を10%、18年度を8%引き下げ、目標株価も平均5%減額。個別銘柄では、SAPマージンの回復を見込む日本触媒<4114>をトップピックで推奨している。

■ダイセル <4202>  1,179円  +61 円 (+5.5%)  本日終値
 ダイセル<4202>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、同社の収益を牽引するたばこフィルター及びエアバッグ用ガス発生剤事業に大きな陰りは見られないと指摘。バリュエーションは割安とみて、年初来の株価下落は買い増しの好機と判断。レーティングを「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価は1800円から1500円に引き下げている。

■CYBERDYNE <7779>  2,053円  +104 円 (+5.3%)  本日終値
 CYBERDYNE<7779>が急動意。同社は26日、HAL医療用の米国展開に向けて、営業力強化のため米デラウェア州に子会社を設立することを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。医療機器の巨大市場である米国で、主力商品HALの米食品医薬品局(FDA)承認を経て販売促進を図る方針にあり、将来的な収益成長に対する期待が高まった。

■村田製作所 <6981>  12,845円  +645 円 (+5.3%)  本日終値
 村田製作所<6981>、アルプス電気<6770>、TDK<6762>、日東電工<6988>など米アップルの有力サプライヤーである電子部品株が軒並み大幅高。世界が注目していたアップルの16年4~6月期決算が26日に発表されたが、iPhoneの販売台数減少が足を引っ張り、最終利益が前年同期比27%減と低調だった。しかし、1株利益は市場コンセンサスを上回り、iPhoneの販売台数減少も懸念されたほどではなかったことから、アップルの株価は時間外取引で急伸、これを受けて東京市場でも関連銘柄にリバウンド狙いの短期資金が流入している。

■CKD <6407>  943円  +43 円 (+4.8%)  本日終値
 CKD<6407>が反発。ドイツ証券が27日付のリポートで、レーティング「バイ」、目標株価1100円でカバレッジを開始したことが好感されている。同社は、工場の自動化を支える空気圧機器を主力製品とするメーカーで、半導体製造装置(SPE)産業向けが最も多く、その他業種も幅広く手掛けている。同証券では、17年3月期は好調なSPE投資と薬品用包装機の売り上げ拡大で、営業利益は会社計画72億円を上回る83億円を予想している。また、中長期では時代の追い風を受けた製品群と戦略的な海外進出が結実し、18年3月期は同92億円、19年3月期は同103億円を見込む。

■太陽誘電 <6976>  920円  +40 円 (+4.6%)  本日終値
 太陽誘電<6976>が反発。クレディ・スイス証券では、短期的には北米スマホ生産のボトムアウト、2016年モデルの作りこみによるモメンタム改善が見込まれると指摘。同社が進めているミックス改善施策効果は前向きに評価したいとしながらも、業績は為替水準次第のため、「残念ながら個別材料では抗いようがない」と解説。レーティングを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に、目標株価を2000円から1000円に引き下げている。

■日本特殊陶業 <5334>  1,705円  +67 円 (+4.1%)  本日終値
 日本特殊陶業<5334>が反発。大和証券が同社について、足元の為替動向などを踏まえ、業績予想を見直したとのリポートをリリース。17年3月期業績について、為替の前提を第1四半期についてドル=108円、ユーロ=122円、第2四半期以降をドル=105円、ユーロ=115円とし、売上高:3600億円(前期比6%減)、営業利益:460億円(同31%減)と予想。また、18年3月期は自動化投資などに伴う償却負担の増加もあり、営業利益を470億円と前期比微増益に留まるものと予想。同証券ではまた、セクター全体のバリュエーションが低下したこと、EVの普及だけでなく、これまでのエンジンダウンサイジングの流れが変わり、プラグを使用しないHCCI(均質予混合圧縮着火)の実現が改めて議論されるなど、事業環境への懸念を考慮して、目標株価は4000円から1900円へ引き下げ、投資判断は「3」(中立)を継続している。

■メルコホールディングス <6676>  2,785円  +105 円 (+3.9%)  本日終値
 25日、メルコホールディングス <6676> が発行済み株式数(自社株を除く)の15.61%にあたる300万株(金額で80億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが引き続き買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7月26日から17年7月25日まで。また、27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で3万株の自社株買い(買い付け価格は26日終値の2680円)を実施した。

■ミクシィ <2121>  3,695円  +125 円 (+3.5%)  本日終値
 26日、ミクシィ <2121> [東証M]が新ゲームアプリ「ブラナイ DASH」を8月中旬に配信開始すると発表したことが買い材料視された。「ブラナイ DASH」は、友達や家族など最大3人のライバルと競いながら、悪の騎士「ブラックナイト」が率いるさまざまなボスを協力して倒していくアクションRPG。現在配信中の「ブラックナイトストライカーズ(ブラナイ)」のコンセプトはそのままに、操作性の改良や大胆なエフェクト追加などにより疾走感を向上、また各種演出も改善し、より一層爽快感を得られる仕様にパワーアップする。26日から事前登録の受付を始めており、人気化を期待する買いが向かった。

株探ニュース

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