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【市況】東京株式(前引け)=反発も買い疲れ感から伸び悩む

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前週末比63円35銭高の1万6690円60銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は8億9863万株、売買代金概算は1兆1218億5000万円。値上がり銘柄数は1304、対して値下がり銘柄数は525、変わらずは136銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は反発したものの、買い疲れ感から前引けにかけ伸び悩んだ。日経平均は前週末に182円安と下落したが、調整不足感がある。参院選後の7月11日から急速な戻りに転じて21日までの8営業日で1700円あまり上昇しており、前週末時点の東証1部の騰落レシオも131%まで上昇していることもあって過熱感が拭えず、利益確定を優先する動きが上値を押さえた。前週に引き続き1万6000円台後半は戻り売り圧力が意識されている。

 個別では任天堂<7974>が急反落となったほか、ソフトバンクグループ<9984>も軟調、ディー・エヌ・エー<2432>も値を下げた。イマジカ・ロボット ホールディングス<6879>、サノヤスホールディングス<7022>がストップ安、ホシデン<6804>、タカラトミー<7867>などポケモン関連株も利益確定の売りにさらされるものが目立つ。リンクアンドモチベーション<2170>、日本金銭機械<6418>なども安い。半面、ハピネット<7552>が高く、アイ・オー・データ機器<6916>は一時ストップ高となった。マツダ<7261>も上昇、キーエンス<6861>も上値を追った。このほか、シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>が値幅制限いっぱいに買われた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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