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2016年07月21日13時34分

【特集】システム ディ Research Memo(7):関西地区でのユーザーの深堀と、新規ユーザー獲得に向けた全国展開を強化

システムディ <日足> 「株探」多機能チャートより

■事業部門別動向

(4)薬局ソリューション事業

薬局ソリューション事業は連結子会社の(株)シンクが手掛ける事業で、独立系調剤薬局に対してレセプトコンピュータ(レセコン)の「GOHL2」や「薬歴情報電子ファイル」などを提供している。2015年10月期には新製品の医薬品過誤防止システム「GOHL PICKING」をリリースした。

2016年4月末時点の導入薬局数は1,212だった。薬局ソリューション事業の導入顧客数は横ばい状態が続いている。導入薬局数が伸びないことの背景には、都道府県薬剤師会ごとにレセプトの様式が異なるため、主力製品の「GOHL2」をそのままの形で全国展開しにくいという事情がある。システムディ<3804>は大阪府薬剤師会向けにカスタマイズした「OKISS」を開発し、関西地区を中心に事業基盤を固める事業戦略を採用してきた。

弊社では、独立系調剤薬局が大手薬局チェーンやドラッグストアの攻勢にさらされている現状に照らせば、現状維持だけでも十分評価に値すると考えているが、同社自身は現状に決して満足していない。「薬歴情報電子ファイル」や医薬品過誤防止システム「GOHL PICKING」など汎用性の高い商材を突破口に、関西地区でのユーザーの深堀と、新規ユーザー獲得に向けた全国展開を強化していく方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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