【特集】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にアンジェス
アンジェス <日足> 「株探」多機能チャートより
この日は、午前9時ごろ、次世代の遺伝子医薬であるDNA治療ワクチン事業に本格進出すると発表したことを受けて、午前中には一時、前日比52円(14.3%)高の415円まで買われる場面があったが、後場に入ると売りが優勢となり、午後2時40分時点ではマイナスに転じている。
5日に、NF-κBデコイオリゴDNAを用いたアトピー性皮膚炎治療薬の国内第3相臨床試験の結果が判明したと発表し、同薬とプラセボ(偽薬)投与群との間で統計学的な有意差は示されなかったとしたことが、引き続き売り材料視されているようだ。
会社側では、同件による16年12月期業績への影響は現在精査中としているが、期待値が剥落するのは避けられず、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)