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【市況】11時時点の日経平均は4日ぶり反発、任天堂が急伸し東エレクも上げ目立つ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15319.45円(前日比43.21円高)で推移している。7日の米国市場は高安まちまちだったが、6月ADP雇用統計が市場予想を上回ったことで、今晩発表の6月雇用統計に対する期待が高まっている。また、日本銀行の黒田総裁が追加の金融緩和も辞さない考えを改めて強調したこともあり、日経平均は直近3日の下落に対する自律反発の買いが先行し50円高からスタートした。ただ、朝方のSQ(特別清算指数)通過後は、米雇用統計の発表を前に積極的な売買が手控えられている。

個別では、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、アステラス薬<4503>などがしっかり。ゲームアプリの好調が材料視された任天堂<7974>は9%高で推移している。一部証券会社が投資評価を引き上げた東エレク<8035>も3%高と上げ目立つ。また、任天堂やラウンドワン<4680>、東海カーボン<5301>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>などが軟調。前日急反落したVテク<7717>は本日も売り優勢。新規売り推奨が観測された小野薬<4528>、業績観測が報じられた旭硝子<5201>は6%前後の下落に。また、前日ストップ高のKLab<3656>が急反落し、シュッピン<3179>、ソフトブレーン<4779>などとともに東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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