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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタートも手控えムード強い

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は買い先行。寄り付きの日経平均株価は、前日比50円高の1万5326円と反発のスタートとなっている。ただ、日本時間今夜の米6月雇用統計発表を目前にして、その内容を見極めたいとの心理から売り買いともに手控え姿勢が強まっている。午前9時現在の東京外国為替市場では、1ドル=100円70銭台での推移となっている。

 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比22.74ドル安の1万7895.88ドルと反落した。朝方は買い先行でスタートしたものの、8日の米6月の雇用統計発表を控えて利益確定の売りが徐々に優勢となり小幅反落した。米原油先物価格の下落も売り材料となった。ナスダック総合株価指数は、前日比17.646ポイント高の4876.807と小幅続伸した。

 日程面では、5月の国際収支、6月の景気ウォッチャー調査、5月の毎月勤労統計速報値、オプションSQに注目。海外では米6月の雇用統計、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(9日まで)が焦点となる。

 寄り付き時点の業種別では、その他製造、輸送用機器、卸売、繊維、非鉄、医薬品、電機などが買われている。半面、電気・ガス、石油・石炭、海運、ガラス・土石などは売られている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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