【市況】ETF売買動向＝1日前引け、純銀信託が新高値

　1日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.5％増の1525億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同19.0％増の1367億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が新高値。中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が23.00％高、国内金先物価格連動型上場投信 <1683> が5.20％高、ＵＢＳ 欧州株 <1386> が3.53％高、ＵＢＳ ユーロ圏大型株５０ <1385> が3.20％高、ｉＰａｔｈ　穀物指数連動受益証券発行信託 <2026> が3.18％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> は5.56％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は5.08％安、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> は4.17％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は3.33％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が103円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金987億3600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1608億5000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が154億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が73億4000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が50億1100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が43億7000万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が11億7300万円の売買代金となった。

株探ニュース