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2016年06月30日16時57分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 小幅に4日続伸、朝高も戻り売りに押され伸び悩む (6月30日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  15752.71
高値  15781.69(09:07)
安値  15575.92(15:00)
大引け 15575.92(前日比 +9.09 、 +0.06% )

売買高  21億2956万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2611億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は小幅に4日続伸も安値で着地
 2.TOPIXはマイナスで値下がり銘柄数が値上がり上回る
 3.ザラ場中に為替が円高に振れ自動車株などが軟化
 4.前週末の急落からほぼ3分の2戻しで上昇一服感
 5.売買代金は活況の目安である2兆円超えが定着

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは284ドル高と大幅に続伸した。世界的に株価が戻り歩調となったことで投資家心理の改善が進み、買い優勢となった。

 東京市場では、前日の欧米株高を受けて買い優勢で始まったが、寄り後は次第に伸び悩み、後場も引け際に戻り売りが出て上げ幅を急速に縮小させた。

 30日の東京市場はリスク選好ムードのなかで始まった。前日の欧米株市場が総じて上値追いを継続、米国株市場ではNYダウが280ドルを超える上昇をみせたことで投資家の不安心理が後退、これを受けて主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが先行。日経平均の上げ幅は寄り付き直後に210円を超え、前週末の急落からほぼ3分の2まで値を戻した。しかし、ザラ場中に為替市場で対ドル、対ユーロともに円が強含んだことで、これを横目に輸出株中心に軟化するものが相次ぎ、日経平均は朝高後次第に上げ幅を縮小する展開に。前日までの3日続伸で前週末急落分の半値戻しを達成していたこともあって、戻り一服感も影響した。後場に入ってからも売りに押される展開が続き、大引けプラス圏を確保したものの、この日の安値で着地した。

 個別では、ファナック<6954>が堅調、ブリヂストン<5108>も強い。前日に売られたブイ・テクノロジー<7717>も反発した。エスケイジャパン<7608>が一時ストップ高に買われ、ステラ ケミファ<4109>も値を飛ばした。日本エスコン<8892>が物色人気となったほか、日本エンタープライズ<4829>、ディー・エヌ・エー<2432>なども上昇した。
 半面、トヨタ自動車<7203>が軟調、花王<4452>も値を下げた。前日まで3日連続ストップ高のソフトブレーン<4779>が大きく利食われたほか、ダブル・スコープ<6619>が急落。エーザイ<4523>、ヤマハ<7951>、ALSOK<2331>などの下げも目立つ。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、ダイキン <6367> 、日東電 <6988> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約32円。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、エーザイ <4523> 、ヤマハ <7951> 、花王 <4452> 、テルモ <4543> 。押し下げ効果は約34円。

 東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)証券商品先物、(4)ゴム製品、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)繊維製品、(2)水産・農林業、(3)医薬品、(4)パルプ・紙、(5)空運業。

■個別材料株

△ドーン <2303> [JQ]
 前期経常を6.1倍増益に55%上方修正。
△ディーエヌエ <2432>
 「ドコモとの連携で自動運転分野を深耕」と報道。
△ミュチュアル <2773> [JQ]
 9.45%を上限に自社株TOBを実施。
△BEENOS <3328> [東証M]
 、「eBay」と越境EC支援で連携開始。
△フジタコーポ <3370> [JQ]
 上場廃止の猶予期間入り銘柄から解除。
△CRE <3458>
 今期経常を最高益に64%上方修正、配当も4円増額。
△コメダ <3543>
 「コメダ珈琲店を20年度1000店に」と報道。
△ALBERT <3906> [東証M]
 DACのメッセージングサービス管理ソリューションと連携。
△太平洋セメ <5233>
 韓国持分会社の株式売却益25億円が発生。
△三菱重 <7011>
 「ジェット旅客機『MRJ』の量産工場が7月上旬稼働」と報道。


▲ネットワン <7518>
 大和証が投資判断を「買い→中立」に格下げ。
▲ヤマハ <7951>
 ドイツ証が目標株価を「2800円→2400円」に引き下げ。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)SKジャパン <7608> 、(2)gumi <3903> 、(3)M&Aキャピ <6080> 、(4)エスクロAJ <6093> 、(5)ステラケミ <4109> 、(6)ソラスト <6197> 、(7)共和レ <3553> 、(8)イオンファン <4343> 、(9)三井松島 <1518> 、(10)CSP <9740> 。

 値下がり率上位10傑は(1)WSCOPE <6619> 、(2)キムラタン <8107> 、(3)ソフトブレン <4779> 、(4)リックス <7525> 、(5)プロネクサス <7893> 、(6)リニカル <2183> 、(7)ダンロップス <7825> 、(8)ブレーキ <7238> 、(9)BML <4694> 、(10)ウェルネット <2428> 。


【大引け】

 日経平均は前日比9.09円(0.06%)高の1万5575.92円。TOPIXは前日比1.87(0.15%)安の1245.82。出来高は概算で21億2956万株。値上がり銘柄数は861、値下がり銘柄数は968となった。日経ジャスダック平均は2432.10円(15.78円高)。

[2016年6月30日]

株探ニュース

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