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2016年06月29日05時00分

【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

オークワ <日足> 「株探」多機能チャートより

■オークワ <8217>  1,032円 (-77円、-6.9%)

 東証1部の下落率6位。27日、食品スーパーを展開するオークワ <8217> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比28.4%減の3.6億円で着地したことが売り材料視された。消費者の節約志向や価格競争の激化などを受けて、売上が伸び悩んだことが響いた。販管費が膨らんだことも利益を圧迫した。上期計画の13.5億円に対する進捗率が5年平均の45.0%を下回る26.7%にとどまったことで、上期計画の達成を懸念する売りが向かった。

■竹内製作所 <6432>  1,261円 (-69円、-5.2%)

 竹内製作所 <6432> が3日続落。英国のEU離脱決定に伴い、欧米中心に海外売上高が全体の97%を占める小型建機メーカーとして業績悪化懸念が嫌気された。同社の17年2月期通期想定為替レートは対ドルでは1ドル=107円。また、対ユーロでは1ユーロ=123円、対ポンドは1ポンド=153円で、実勢との差はいずれも大きく輸出採算悪化と欧州景気低迷に対する警戒感が強い。

■DMG森精機 <6141>  926円 (-34円、-3.5%)

 DMG森精機 <6141> が大幅に3日続落。大和証券は27日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」へ引き下げた。目標株価は1500円から1000円に見直した。今回のブレグジット(英国のEU離脱)問題を受け、「英国のみならず欧州域内における設備投資動向が停滞する可能性は否定できない」と指摘。売り上げ収益の50%超を占める欧州の今後の需要動向を見極めたい、としている。同証券では、16年12月期の連結営業利益を従来予想280億円から240億円(会社計画250億円)に、17年12月期の同利益は330億円から280億円に下方修正している。

■トヨタ自動車 <7203>  4,975円 (-176円、-3.4%)

 トヨタ自動車 <7203> が連日の年初来安値更新。国内大手証券では、ブレグジット投票の結果を受けた大幅な円高や欧州自動市場減速は逆風と指摘。それでも、16年3月期末の金融事業を除くネットキャッシュが7兆9000億円と多いことや17年3月期の営業利益率を7%見込むなどから、年間210円の配当は維持可能と解説。レーティング「バイ」を継続、目標株価は6700円から6300円に引き下げている。

■日立金属 <5486>  997円 (-34円、-3.3%)

 日立金属 <5486> が3日続落し、連日で年初来安値を更新。28日はSMBC日興証券がリポートをリリースしている。リポートでは、17年3月期-18年3月期の業績予想を下方修正。17年3月期は為替の円高デメリット(1ドル=120円→1ドル=110円への変更で30億円の減益要因)、工具鋼の欧米での拡販や航空機関連ビジネスの拡大などがこれまで同証券が期待していたよりも効果の発現が後ろ倒しになる可能性が高まったこと、などを主な要因に調整営業利益を従来予想982億円→今回780億円へ下方修正している。同証券は、業績予想の下方修正などを受けて目標株価を2350円から1900円へ引き下げ、投資評価は「1」(アウトパフォーム)を継続している。

※28日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。


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