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【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、世界株市場リスクオフの流れ続く

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 28日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比214円安の1万5094円と反落。

 前週末の英国EU離脱決定の影響が尾を引き、前日の欧米株市場は軒並み下値模索の展開が続いている。米国株市場ではNYダウが260ドル安、ナスダック指数が113ポイント安と続急落、これを受けて前日はいったん反発に転じた東京市場も、主力株中心に売り直される状況となっている。外国為替市場では円高含みで推移、1ドル=102円を割り込む水準でもみ合っており、これもリスク回避ムードを助長している。もっとも世界的に流動性供給といった対策が打たれており、国内でも日銀の追加金融緩和や政府の財政出動を伴う景気対策などへの期待感も底流していることから、売り一巡後の動きが注目される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、情報通信を除きほぼ全面安。値下がりで目立つのはゴム製品、その他金融、ガラス土石、保険、空運、証券など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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