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【市況】英国EU離脱、アベノミクス相場は選挙に向けて株高を演出へ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 英国EU離脱が濃厚になってきた。日本時間午後は日経平均株価が急落し、2月12日につけた年初来安値1万4865円77銭を更新した。ドル・円は一時99円台に円高が進み、大阪取引所ではサーキットブレーカーが発動される事態になった。

 大和証券は異例ともいえる、臨時追加のストラテジーリポートを午後リリースした。リポートのポイントは、1)日経平均株価の下値メドは1万4500円どころ、2)金融危機を回避するため各国中央銀行の緊急資金供給が期待される、3)日本による為替介入の可能性、4)早々に景気対策が示される可能性、などと解説している。

 ストラテジストは「アベノミクス相場は選挙に向けて株高を演出することが多かった」と過去のデータを掲げ、信用期日明けで景気対策関連の建設株に注目と紹介している。
《MK》

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