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【市況】国内大手証券、化学・繊維セクターではユーロ安ドル高のメリットが大きい帝人に注目

クラレ <日足> 「株探」多機能チャートより
 国内大手証券の化学・繊維セクターのリポートでは、英国がEUから離脱するかどうかの国民投票を23日に控え、仮に離脱派が勝利した場合、欧州景気の減速やポンド、ユーロ安などの可能性があり、その際は欧州売上比率が高い企業の業績にマイナスと指摘。

 欧州内で生産し欧州外に輸出する企業の場合はユーロ安がプラスで、日本や米国で生産し欧州拠点に輸出する企業などにはマイナスの可能性があるとして、欧州売上ウエイトが高いクラレ<3405>やDIC<4631>などは需要動向に留意したいと解説。

 リスクオフや米利上げ期待後退などで対ドルでも円高となる可能性もあり、その場合はSUMCO<3436>がマイナスの影響を受けやすいとみて、ユーロ安ドル高のメリットが大きい銘柄として帝人<3401>に注目している。
《MK》

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