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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月17日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、昨日、一気に4月の安値1万5471円を割れる程度まで下げたことで、目先の価格が6月6日~8日と同程度の反発場面を経過する可能性を考えておく必要が出てきました。6月6日~8日と同程度の反発を経過する場合の上値の目安は1万5903円前後です。

 一応警戒しておきたい動きは2月以降、1万6000円以下をつけると、すぐに反転上昇していることです。価格は1~3営業日の範囲で下値を試して、一気に1万6000円以上へ値を戻しています。

 1万6000円以上へ値を戻す動きがあらわれるとするなら、本日なので、寄り付き後、すぐに大きく上昇する場合、1万6000円まで戻す可能性を考えておきます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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