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【市況】NY株式:ダウは92ドル高、買い戻しの流れが広がる

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

16日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は92.93ドル高の17733.10、ナスダックは9.98ポイント高の4844.92で取引を終了した。日銀による政策金利の据え置きや、英国の欧州連合(EU)離脱への根強い懸念から、アジア・欧州株が全面安となったことで売りが先行。軟調な原油相場も相場への重しとなるなか、6月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、連日の株価下落を受けた買い戻しから、引けにかけて上昇に転じる展開となった。セクター別では、食品・飲料・タバコやメディアが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや運輸が下落した。

メディアのバイアコム(VIAB)は5名の取締役を交代したことが報じられ、上昇。小売のメーシーズ(M)は労働組合と暫定的な合意に達し、ストライキを回避したことから堅調推移。検索サイトのヤフー(YHOO)はシティグループによる投資判断引き上げを受け、買われた。一方で、スポーツ用品のナイキ(NKE)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。

ソフトウェアのオラクル(ORCL)はマーケット終了後に3-5月期決算を発表、一株利益は予想を下振れたものの、売上高は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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