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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ブロンコB、クリレスHD、ドトル日レス、清水建

ブロンコB <日足> 「株探」多機能チャートより
■ブロンコビリー <3091>  3,125円  +258 円 (+9.0%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 14日、ブロンコビリー <3091> が決算を発表。16年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)が前年同期比35.7%増の7.7億円に拡大して着地したことが買い材料視された。ステーキの期間限定メニューが好調だったほか、前期に新規出店した13店舗が寄与し、18.3%の大幅増収を達成したことが寄与。原価低減などによる採算改善も増益に貢献した。

■ロック・フィールド <2910>  3,505円  +245 円 (+7.5%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 14日、ロック・フィールド <2910> が4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■SRAホールディングス <3817>  2,659円  +164 円 (+6.6%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 SRAホールディングス<3817>が5日続伸。同社は14日の取引終了後、事業会社であるSRAを通じてシンガポールのTagit Pte. Ltd.と業務・資本提携することを発表した。Tagitは、インドやマレーシア、カナダに子会社を有する金融向けモバイルアプリケーション開発の先進企業で、アジア各国の大手銀行を顧客に有している。フィンテックを視野に、アジア地域において金融分野で豊富な実績を有するTagitと協業することで、同社の「強み」である金融分野の専門知識・ノウハウを生かした「自社 IP製品」を開発。そして、成長市場であるアジア地域における日系や現地大手銀行などをターゲットに製品・サービスを展開していく方針。

■クリレスHD <3387>  1,112円  +67 円 (+6.4%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は8%増で4期連続最高益、実質増配へ」が好感された。クリエイト・レストランツ・ホールディングス <3387> が4月14日大引け後(17:10)に決算を発表。16年2月期の連結経常利益は前の期比67.5%増の73.4億円に拡大し、17年2月期も前期比7.6%増の79億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、4期連続増益になる。
  ⇒⇒クリレスHDの詳しい業績推移表を見る

■エス フーズ <2292>  2,620円  +143 円 (+5.8%)  本日終値
 14日、エス フーズ <2292> が決算を発表。16年2月期の連結経常利益は前の期比2.3%増の87.9億円で着地。続く17年2月期も前期比13.7%増の100億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は前期に連結化した米食肉加工会社が寄与し、食肉卸の取扱量が増加するほか、テレビCM投入などで主力の「こってちゃん」の販売強化を図る。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比3円増の35円に増配する方針としたことも支援材料。

■ドトル日レス <3087>  1,911円  +101 円 (+5.6%)  本日終値
 14日、ドトール・日レスホールディングス <3087> が決算を発表。16年2月期の連結経常利益は前の期比5.9%減の94.9億円になったものの、続く17年2月期は前期比10.7%増の105億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期はグループ全体で約90店舗の新規出店を計画し、2.6%の増収を確保する。不採算店舗の閉鎖や原価低減による採算改善も増益に貢献する。

■寿スピリッツ <2222>  2,352円  +107 円 (+4.8%)  本日終値
 寿スピリッツ<2222>は続伸。同社はこの日の正午に16年3月期通期売上高(概算)を発表し、前の期比16.1%増の266億5500万円と2ケタ増収となったことが好感されている。首都圏エリアを商圏とする「シュクレイ」が販売力強化などにより同36.6%増と躍進したほか、他のセグメントも好調に推移した。また、1月に子会社化した「フランセ」の売上高も寄与した。

■清水建設 <1803>  1,007円  +36 円 (+3.7%)  本日終値
 清水建設<1803>が大幅高。14日午後1時に発表した業績上方修正と増配、熊本地震による災害復興関連テーマ株としても買い手掛かり材料となった。クレディ・スイス証券は清水建設のレーティングを「アウトパフォーム」、目標株価1200円を継続、会社計画の上方修正と増配への印象はポジティブ、「増配が示唆する利益成長」というリポートをリリースしている。アナリストは来期以降も安定した高水準の利益を確保できる見込みと経営陣が判断したことが、増配の決断になったとみてるようだ。

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