【市況】今週の「特異日」カレンダー(3月22日-25日)
日経平均 <日足> カイリ率 「株探」多機能チャートより
―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―
ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。
前週(3月14日-18日)は、15日(火)と18日(金)がともに「8勝2敗」のプラスの特異日でした。しかし、15日は日銀が追加緩和を見送ったこともあって116円安と4日ぶりに大幅反落。FOMCを通過して迎えた週末18日は、一時110円台への円高進行も響き211円安と大幅に4日続落しました。
今週(22日-25日)は、24日(木)と25日(金)がともに「7勝3敗」のプラスの特異日となります。24日は満月の翌日でイベント的には米国耐久財受注の発表があります。続く25日は米国市場が聖金曜日で休場となる中、米国10-12月期GDP確定値の発表を迎えます。
ここから月末までは29日(火)のマイナスの特異日(3勝7敗)を残すのみですので、今週末に連続するプラスの特異日を踏み台に、3月期末に向けた株価水準の押し上げ効果に期待したいところです。
△【 7勝以上 】
3月24日(木) ○7-●3:米耐久財受注、満月の翌日
3月25日(金) ○7-●3:消費者物価、米休場、米国GDP確定値
※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。
株探ニュース