【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … アスクル、SJI、クスリアオキ (3月16日発表分)
エニグモの日足チャート 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月15日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 エニグモ <3665>
16年1月期の連結最終損益は1.8億円の赤字(前の期非連結は7億円の黒字)に転落したが、17年1月期は6億円の黒字にV字回復する見通しとなった。
★No.3 ナイガイ <8013>
16年1月期の連結経常利益は前の期比51.0%増の1.5億円に伸び、17年1月期も前期比2.3倍の3.6億円に急拡大する見通しとなった。
★No.4 アスクル <2678>
16年5月期の連結経常利益を従来予想の80億円→85億円(前期は69.5億円)に6.3%上方修正し、増益率が15.0%増→22.1%増に拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3665> エニグモ 東M +17.65 3/16 本決算 363.43
<2315> SJI JQ +15.04 3/16 1Q -
<8013> ナイガイ 東1 +6.12 3/16 本決算 133.77
<2678> アスクル 東1 +2.88 3/16 3Q 69.97
<3398> クスリアオキ 東1 +0.91 3/16 3Q 25.32
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース