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【経済】原油価格は暖冬で一時的に高値警戒、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

強気相場入りも想定される原油市場ですが、今後の見通しをサンワード貿易の松永さんからお聞きしてみましょう。

まずは現状分析です。


『1月28日の高値(34.82ドル)を上回ったことにより、ダブルボトムが完成した模様。既に年初来安値から約40%も上昇しており、強気相場入り後も上昇基調を続けております。強気相場入りしている銘柄に対しては、「どこまで下落するのか?」より「どこまで上昇するのか?」を分析するほうが得策かもしれません』と述べられています。


なるほど。それではどこまで?というヒントになるのは以下のコメントです。


『米国は、先週末頃から再び暖冬気味となってきました。ウエザーニュースによる予報では、3月10日のニューヨークの最高気温が23度まで上昇し、平年の最高気温を14度も上回る予報です。ニューヨークやシカゴの最高気温は先週末頃から2週間ほど例年を大幅に上回る予報です。ここまでの暖冬になると、暖房用燃料需要の減少が顕著となり、米石油製品在庫の大幅増加を招く可能性もあります。ここは、一時的にブレント原油の高値警戒感と暖冬への警戒を高める必要もあるのではないでしょうか』


どこまでという解ではありませんが、一時的に高値警戒をしておく必要はあるかもしれません。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の3月8日付の原油市場にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


三井智映子の「気になるレポート」は各種レポートを三井智映子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。


フィスコリサーチレポーター三井智映子

《NO》

 提供:フィスコ

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