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【経済】東芝ライテック、中国の一般用照明事業を現地企業に売却


東芝<6502>傘下の東芝ライテック(神奈川県横須賀市)は26日、中国で手がける一般用照明製品の製造・販売事業を現地企業に売却すると発表した。東芝が進める構造改革の一環。これにより東芝ライテックは、一般用照明製品の製造を国内製造拠点と外部生産委託に順次切り替え、市場ニーズに合わせたフレキシブルな生産体制を整備する。コスト競争力を強化し、照明事業の収益力向上を目指す考えだ。
4月1日付で、家電大手である康佳集団(コンカ・グループ:200016/SZ)のグループ企業2社に譲渡する。譲渡の対象は、東芝照明(中国)有限公司、環亞科技(香港)公司の全持ち分、東芝照明(昆山)公司の一般用照明事業。なお、東芝照明(昆山)公司は今後も、東芝ライテック傘下として車載光源など産業照明の製造・販売を継続する。
今回の譲渡は、東芝の連結業績見通しに影響しない。関連費用は2015年度下期予算に織り込み済みという。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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