【市況】明日の株式相場見通し=1万6000円を挟み売り買い交錯、外部要因への過敏反応続く
あす(18日)の東京株式市場は、引き続き日経平均株価1万6000円を挟んで売り買いが交錯する展開が続きそうだ。海外株式相場をはじめ、外国為替市場、原油価格、地政学的リスクなど複数の外部要因に敏感に反応する地合いとなりそうだ。
市場関係者からは「きょうは、前日までの続伸で大幅上昇していたところに、円高進行で売りが出やすい市場環境にあった。そこに、“米国と台湾の当局者が、中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイルを配備したのを確認と、米メディアが報じた”と市場に伝えられ、一時400円を超える下げ幅となるなど、外部要因に翻弄された」との見方が出ていた。
17日の東京株式市場は終始値動きの荒い展開。前場は日経平均株価が前日比プラスで推移する場面もあったものの、後場に入ると売り優勢となりマイナス幅を広げる展開となった。日経平均株価終値は、前日比218円07銭安の1万5836円36銭と3日ぶり反落した。
日程面では、1月の貿易統計速報に注目。海外では、EU首脳会議(~19日)、中国1月の消費者物価指数・卸売物価指数が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうは、前日までの続伸で大幅上昇していたところに、円高進行で売りが出やすい市場環境にあった。そこに、“米国と台湾の当局者が、中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイルを配備したのを確認と、米メディアが報じた”と市場に伝えられ、一時400円を超える下げ幅となるなど、外部要因に翻弄された」との見方が出ていた。
17日の東京株式市場は終始値動きの荒い展開。前場は日経平均株価が前日比プラスで推移する場面もあったものの、後場に入ると売り優勢となりマイナス幅を広げる展開となった。日経平均株価終値は、前日比218円07銭安の1万5836円36銭と3日ぶり反落した。
日程面では、1月の貿易統計速報に注目。海外では、EU首脳会議(~19日)、中国1月の消費者物価指数・卸売物価指数が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)