【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ソフトバンク、さくらネット、村田製、WSCOPE
■ジェイエイシ <2124> 1,006円 +59 円 (+6.2%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
JAC Recruitment<2124>は3連騰で4ケタ大台を回復。対外資系に強みを持つ人材サービス会社で、紹介者の平均年収が同業他社の倍以上という高額案件の人材に特化していることで収益水準が高い。同社が16日取引終了後に発表した16年1月度の月次売上高(連結ベース)は12億8094万円で前年同月比40.2%増と高水準の伸びをみせた。目先はこれを好感する買いが株価を押し上げる格好となっている。
■帝国ホテル <9708> 2,405円 +135 円 (+6.0%) 本日終値
帝国ホテル<9708>が急伸。野村証券では、政府の観光立国政策などで訪日外国人数の増加傾向が今後も続くとみて、日比谷の「帝国ホテル」、「帝国ホテル大阪」など3つの直営ホテルの客室利用率は高水準を維持、客室単価も上昇し、好業績が続くと指摘。同社ホテルが今後も高稼働を続けることが、完全には織り込まれていないとの見方で、「帝国ホテル」の一部改装が4月に終了、17年3月期は稼働率向上による業績回復の蓋然性が高いと解説。レーティング「バイ」、目標株価2780円でカバレッジを開始している。
■ソフトバンクグループ <9984> 5,398円 +298 円 (+5.8%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
ソフトバンクグループ<9984>が続急騰。15日に発表した5000億円規模の自社株買いは、経営陣の株価に対する自信の程を指し示す強力なメッセージとして2日目になってもなおインパクトを残している。株価は年初から大幅な調整を強いられていたが、前日のマドを開けての急騰で25日移動平均線とのマイナスカイ離を一気に埋め切った。きょうはそれに続く大陽線で今年1月初旬以来の6000円台復帰を睨む。また、商いも記録的高水準。10時15分現在、これまでトップ常連だったNF日経レバの2倍以上の売買代金をこなす物色人気を博し、全体相場上昇のシンボルストック的な位置付けとなっている。
■さくらインターネット <3778> 1,798円 +96 円 (+5.6%) 本日終値
16日、東証が17日売買分からさくらネット <3778> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上(うち現金を40%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■ツカダGHD <2418> 639円 +31 円 (+5.1%) 本日終値
16日、ツカダGHD <2418> が発行済み株式数(自社株を除く)の6.1%にあたる300万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月22日から12月31日まで。
■ラウンドワン <4680> 640円 +30 円 (+4.9%) 本日終値
ラウンドワン<4680>が4日続伸。いちよし経済研究所が16日付で投資判断「B」を継続しつつ、フェアバリューを470円から540円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。米国子会社が足もとで上振れて推移しているほか、今後も順調な推移が予想されるとして、18年3月期の営業利益予想を57億4000万円から58億円へ引き上げたことが要因としている。
■村田製作所 <6981> 13,595円 +540 円 (+4.1%) 本日終値
村田製作所<6981>が3連騰。この日の朝方、自動車のエンジンルーム周辺など過酷な温度環境に搭載される機器向けに、世界最高水準となる200℃の高温に耐えられる積層セラミックコンデンサを開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回開発したGCBシリーズは、従来、耐熱性の限度が150℃だった車載用の積層セラミックコンデンサに関して、電極の材料を見直すなどして限度を200℃まで高めた、さらに導電性接着剤での接合実装に対応したのが特徴。既にサンプル出荷を開始しており、16年中に量産を開始するとしていることから、業績への寄与が期待されている。
■タクマ <6013> 875円 +32 円 (+3.8%) 本日終値
タクマ<6013>が3日続伸。東海東京調査センターが16日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」継続(目標株価は1050円)に設定しており、改めて上値余地が意識された。同調査センターでは同社の17年3月期の業績について増収増益を予想。「ごみ焼却炉の建設工事は大きく増えないが、改造や改修案件は継続しそうであり、バイオマス発電プラントの事業は拡大が予想される。長期的には、2002年頃にダイオキシン規制で建設されたごみ焼却炉の更新需要(建て替えではなく、改造や改修)の増加を想定している」という。
■ジャパンマテリアル <6055> 2,124円 +73 円 (+3.6%) 本日終値
16日、Jマテリアル <6055> が16年3月期の期末一括配当を従来計画の26円→35円(前期は25円)に大幅増額修正したことが買い材料。業績好調を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期の連結経常利益は前期比9.4%増の30億円と3期連続で過去最高益を更新する見通し。同日、2.0%を上限とする自社株買いを発表。株主還元の拡充を好感する買いも向かった。
■ダブル・スコープ <6619> 3,650円 +115 円 (+3.3%) 本日終値
ダブル・スコープ<6619>が続伸。いちよし経済研究所が16日付で投資判断「A」を継続しつつ、フェアバリューを3500円から4400円へ引き上げたことが好材料視されている。15年12月期連結業績が営業利益で19億900万円(前の期比5.7倍)となり、従前の会社計画を上回って着地したことや、8・9号生産ラインの前倒し増設の発表などを受けて、18年12月期以降の見方を強めたことが要因としている。また、リチウムイオン電池用セパレータの需要は想定以上に旺盛で、中期的な収益成長はさらに高まると予想しているという。
株探ニュース
JAC Recruitment<2124>は3連騰で4ケタ大台を回復。対外資系に強みを持つ人材サービス会社で、紹介者の平均年収が同業他社の倍以上という高額案件の人材に特化していることで収益水準が高い。同社が16日取引終了後に発表した16年1月度の月次売上高(連結ベース)は12億8094万円で前年同月比40.2%増と高水準の伸びをみせた。目先はこれを好感する買いが株価を押し上げる格好となっている。
■帝国ホテル <9708> 2,405円 +135 円 (+6.0%) 本日終値
帝国ホテル<9708>が急伸。野村証券では、政府の観光立国政策などで訪日外国人数の増加傾向が今後も続くとみて、日比谷の「帝国ホテル」、「帝国ホテル大阪」など3つの直営ホテルの客室利用率は高水準を維持、客室単価も上昇し、好業績が続くと指摘。同社ホテルが今後も高稼働を続けることが、完全には織り込まれていないとの見方で、「帝国ホテル」の一部改装が4月に終了、17年3月期は稼働率向上による業績回復の蓋然性が高いと解説。レーティング「バイ」、目標株価2780円でカバレッジを開始している。
■ソフトバンクグループ <9984> 5,398円 +298 円 (+5.8%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
ソフトバンクグループ<9984>が続急騰。15日に発表した5000億円規模の自社株買いは、経営陣の株価に対する自信の程を指し示す強力なメッセージとして2日目になってもなおインパクトを残している。株価は年初から大幅な調整を強いられていたが、前日のマドを開けての急騰で25日移動平均線とのマイナスカイ離を一気に埋め切った。きょうはそれに続く大陽線で今年1月初旬以来の6000円台復帰を睨む。また、商いも記録的高水準。10時15分現在、これまでトップ常連だったNF日経レバの2倍以上の売買代金をこなす物色人気を博し、全体相場上昇のシンボルストック的な位置付けとなっている。
■さくらインターネット <3778> 1,798円 +96 円 (+5.6%) 本日終値
16日、東証が17日売買分からさくらネット <3778> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上(うち現金を40%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■ツカダGHD <2418> 639円 +31 円 (+5.1%) 本日終値
16日、ツカダGHD <2418> が発行済み株式数(自社株を除く)の6.1%にあたる300万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月22日から12月31日まで。
■ラウンドワン <4680> 640円 +30 円 (+4.9%) 本日終値
ラウンドワン<4680>が4日続伸。いちよし経済研究所が16日付で投資判断「B」を継続しつつ、フェアバリューを470円から540円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。米国子会社が足もとで上振れて推移しているほか、今後も順調な推移が予想されるとして、18年3月期の営業利益予想を57億4000万円から58億円へ引き上げたことが要因としている。
■村田製作所 <6981> 13,595円 +540 円 (+4.1%) 本日終値
村田製作所<6981>が3連騰。この日の朝方、自動車のエンジンルーム周辺など過酷な温度環境に搭載される機器向けに、世界最高水準となる200℃の高温に耐えられる積層セラミックコンデンサを開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回開発したGCBシリーズは、従来、耐熱性の限度が150℃だった車載用の積層セラミックコンデンサに関して、電極の材料を見直すなどして限度を200℃まで高めた、さらに導電性接着剤での接合実装に対応したのが特徴。既にサンプル出荷を開始しており、16年中に量産を開始するとしていることから、業績への寄与が期待されている。
■タクマ <6013> 875円 +32 円 (+3.8%) 本日終値
タクマ<6013>が3日続伸。東海東京調査センターが16日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」継続(目標株価は1050円)に設定しており、改めて上値余地が意識された。同調査センターでは同社の17年3月期の業績について増収増益を予想。「ごみ焼却炉の建設工事は大きく増えないが、改造や改修案件は継続しそうであり、バイオマス発電プラントの事業は拡大が予想される。長期的には、2002年頃にダイオキシン規制で建設されたごみ焼却炉の更新需要(建て替えではなく、改造や改修)の増加を想定している」という。
■ジャパンマテリアル <6055> 2,124円 +73 円 (+3.6%) 本日終値
16日、Jマテリアル <6055> が16年3月期の期末一括配当を従来計画の26円→35円(前期は25円)に大幅増額修正したことが買い材料。業績好調を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期の連結経常利益は前期比9.4%増の30億円と3期連続で過去最高益を更新する見通し。同日、2.0%を上限とする自社株買いを発表。株主還元の拡充を好感する買いも向かった。
■ダブル・スコープ <6619> 3,650円 +115 円 (+3.3%) 本日終値
ダブル・スコープ<6619>が続伸。いちよし経済研究所が16日付で投資判断「A」を継続しつつ、フェアバリューを3500円から4400円へ引き上げたことが好材料視されている。15年12月期連結業績が営業利益で19億900万円(前の期比5.7倍)となり、従前の会社計画を上回って着地したことや、8・9号生産ラインの前倒し増設の発表などを受けて、18年12月期以降の見方を強めたことが要因としている。また、リチウムイオン電池用セパレータの需要は想定以上に旺盛で、中期的な収益成長はさらに高まると予想しているという。
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