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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):Jディスプレ、ラオックス、信越化、パナソニック

■岡部 <5959>  682円  -45 円 (-6.2%)  本日終値
 岡部<5959>が続落。大和証券はリポートで、同社の15年12月期営業利益は63億円(前の期比9.7%減)で、会社計画68億円、大和予想65億円に対して未達であったと指摘。同証券による業績見通しを引き下げ、営業利益で16年12月期が66億円(前期比4.3%増、従来予想70億円)、17年12月期が70億円(同6.1%増)としている。同証券は、システム柱脚の潜在的な需要は高いと見られるものの、高収益なだけに減少局面では業績的には足を引っ張る構造となっていると解説。業績は底打ちしつつあるが、本格的な回復には外部環境の改善かM&Aの進展が待たれるだけに時間が必要な印象との見解を示し、投資判断は「2」(アウトパフォーム)から「3」(中立)へ格下げし、目標株価は1110円から750円へ引き下げている。

■大豊建設 <1822>  443円  -20 円 (-4.3%)  本日終値
 大豊建設<1822>が続落。いちよし経済研究所では、公共工事の受注に遅れがみられるものの、民間建築工事の受注が健闘していると指摘。会社側は17年3月期工事採算に対し慎重な見方を示しているとしながらも、ポンプ場建設工事の着工などにより完工総利益率は高水準を維持すると予想。レーティング「A」、フェアバリュー1100円を継続している。

■ジャパンディスプレイ <6740>  215円  -9 円 (-4.0%)  本日終値
 ジャパンディスプレイ<6740>が反落。16日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「ニュートラル」継続、目標株価を450円から280円へ引き下げた。液晶パネルの供給過剰や業界再編の迷走など、同社を取り巻く事業環境は厳しいとし、米国大手顧客への経営依存度が高い点は同社も認識しているリスクだったが、それが顕在化・本格化してきたと懸念。今16年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の220億円(前期51億4700万円)に対して従来予想の300億円から230億円へ、来期予想を370億円から180億円へ引き下げている。

■ラオックス <8202>  127円  -5 円 (-3.8%)  本日終値
 ラオックス<8202>が反落。岩井コスモ証券が16日付で投資判断を「A」から「B+」とし、目標株価を500円から150円へ引き下げたことが弱材料視されている。夏場以降の中国の景況感の悪化に伴い客単価が下落基調となり、15年12月期業績は会社利益計画を下回ったが、今期についても減益見通しを発表するなど、足もとの収益モメンタムの悪化が要因としている。

■新日鐵住金 <5401>  1,906円  -66 円 (-3.4%)  本日終値
   新日鉄住金<5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>が安い。きょうは、後場に全体相場が大きく崩れたことで、リスクオフのムードに流されやすい鉄鋼株への見切り売りが噴出した。中国経済の減速で供給過剰状態による鋼材市況の悪化が顕著、需給調整は長期化するとの見方も根強い。両銘柄とも16年3月期の大幅減益は既に織り込んでいるものの、17年3月期の回復も緩慢となる懸念が株価にネガティブに働いている。

■エア・ウォーター <4088>  1,560円  -49 円 (-3.1%)  本日終値
 エア・ウォーター<4088>が反落。野村証券では、足元、産業ガス関連事業が電力コストの低下で増益基調も、ケミカル事業が収益圧迫要因になっていると指摘。16年3月期は会社利益計画の達成が難しいと考え、株価上昇にはケミカル関連の収益改善や医療関連の収益拡大が必要と解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を2160円から1600円に引き下げている。

■信越化学工業 <4063>  5,560円  -167 円 (-2.9%)  本日終値
 信越化学工業<4063>は軟調。16日付で岡三証券がレーティングを「中立」から「強気」へ引き上げ、目標株価を7000円に設定した。アメリカで塩ビ樹脂などの生産能力を増強しており、業績拡大に貢献すると評価、リチウムイオン電池用のシリコン系負極材の将来性にも注目している。

■日産化学工業 <4021>  2,573円  -75 円 (-2.8%)  本日終値
 日産化学工業<4021>が続落。UBS証券では、光配向膜は既存顧客の能力増強や顧客層の拡大から、来期も引き続き高い成長が期待できると指摘。動物薬の成長率は鈍化しているものの、来期の増益確度は高いとみて、「研究開発型企業の真価を発揮する局面」と解説。レーティング「バイ」を継続、目標株価を3400円から3300円に調整している。

■パナソニック <6752>  877円  -16.5 円 (-1.9%)  本日終値
 野村証券の民生用エレクトロニクスセクターのリポートでは、足元の円高が全社業績に与えるインパクトさほど大きくはないと指摘。中期テーマとして、家庭用バーチャルリアリティと電気自動車の普及に伴う車載用リチウムイオン電池市場拡大にも注目して、構造改革を経てそれぞれの成長ドライバーへ注力するパナソニック<6752>とソニー<6758>の投資魅力が高いと解説。他では、アルパイン<6816>、カシオ計算機<6952>、セイコーホールディングス<8050>の強気スタンスを継続している。

■日本写真印刷 <7915>  2,044円  -38 円 (-1.8%)  本日終値
 日本写真印刷<7915>が続落。大和証券は、同社の16年3月期業績について、第3四半期までのディバイス事業の利益進捗が想定よりも良好だったことを織り込み、営業利益予想は102億円から105億円(前期比20%増)へ引き上げるとリポートで紹介。17年3月期の営業利益予想は114億円から108億円(前期比3%増)と微調整。円高進展はリスクであるものの、フィルムセンサのドル建て価格は底堅く推移するとみているほか、スマートフォンでも有機ELディスプレーの採用が進む可能性に期待しており、同社の業績拡大モメンタムは18年3月期以降に訪れるとの見方は変わらないと解説している。同証券は、レーティングは「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は3170円から2420円へ引き下げている。

■アンジェス MG <4563>  316円  +80 円 (+33.9%) ストップ高   本日終値
 16日、アンジェス <4563> [東証M]が自社開発のアトピー性皮膚炎治療薬の国内第3相臨床試験が終了したと発表したことが買い材料。同薬は核酸医薬である「NF-κB デコイオリゴ DNA」を用いた副作用の少ないアトピー性皮膚炎薬。今後は各症例のデータ解析し、結果が良好な場合は国内で中等症以上の顔面のアトピー性皮膚炎を適応症として今年中に承認申請を行う予定としている。発表を受けて、アトピー性皮膚炎治療薬の開発が順調に進んでおり、製品化にメドがついたことを好感する買いが向かった。

●ストップ高銘柄
 アンジェス MG <4563>  316円  +80 円 (+33.9%) ストップ高   本日終値
 ハイパー <3054>  446円  +80 円 (+21.9%) ストップ高   本日終値
 レアジョブ <6096>  1,686円  +300 円 (+21.7%) ストップ高   本日終値
 ヒューマンウェブ <3224>  2,249円  +400 円 (+21.6%) ストップ高   本日終値
 鎌倉新書 <6184>  1,780円  +300 円 (+20.3%) ストップ高   本日終値
 など、11銘柄

●ストップ安銘柄
 雑貨屋ブルドッグ <3331>  310円  -80 円 (-20.5%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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