【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):共立メンテ、コカイースト、ウシオ電、第一生命
■関東電化工業 <4047> 789円 +100 円 (+14.5%) ストップ高 本日終値
12日、関電化 <4047> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の80億円→85億円に6.3%上方修正。増益率が63.5%増→73.8%増に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。半導体・液晶用特殊ガス類の販売が計画を下回るものの、原価改善や電池材料の値上げ効果が利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の6円→7円(前期は3円)に増額修正したことも支援材料。
■共立メンテナンス <9616> 7,940円 +1,000 円 (+14.4%) ストップ高 本日終値
共立メンテナンス<9616>が急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、インバウンド関連銘柄の中では中国リスクが軽微と指摘。16年3月期第3四半期累計のビジネスホテルのインバウンド向け客室単価は前年同期比24%増で、4月までのリゾートホテルの予約も伸びていることから、今後もホテル客室単価上昇が続くと予想。株価下落により割安感が高まったとみて、レーティングを「ホールド」から「バイ」に、目標株価を1万950円から1万1050円に引き上げている。
■コカイースト <2580> 2,020円 +253 円 (+14.3%) 本日終値
12日、コカイースト <2580> が決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比8.4%増の104億円に伸びて着地。続く16年12月期も前期比30.6%増の136億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は昨年4月に統合した仙台コカ・コーラが通期フル寄与する。製造設備の耐用年数の見直しに伴い、減価償却費が約17億円減少することも大幅増益に貢献。また、自販機事業では、不採算機の撤去や利益率の高い屋内設置の開拓などを通じて、採算性の向上を図る。
■井関農機 <6310> 153円 +19 円 (+14.2%) 本日終値
12日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は32億円へ」が好感された。
井関農 <6310> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期(9ヵ月の変則決算)の連結経常利益は9.4億円になり、従来予想の7億円を上回って着地。16年12月期は32億円の見通しとなった。
⇒⇒井関農機の詳しい業績推移表を見る
■NEXT 原油ブル <2038> 879円 +109 円 (+14.2%) 本日終値
NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>が4日ぶり急反発。足もと原油市況が反発に転じており、同銘柄が連動するドバイ原油価格も前週末に5日ぶりに反発し1バレル=27ドル台を回復、スポット価格は15日午前も上昇し1バレル28ドル80セント前後まで上昇、これを受けて買いが優勢となっている。
■オプテックス <6914> 2,640円 +326 円 (+14.1%) 本日終値
12日、オプテックス <6914> が決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比5.9%増の32.2億円に伸びて着地。続く16年12月期も前期比27.3%増の41億円に伸び、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は欧州向けに防犯用センサー、国内向けにFA用センサーの販売が伸び、11.5%の大幅増収を見込む。販管費の抑制なども大幅増益に貢献する。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の45円に増配する方針としたことも買いに拍車を掛けた。
■日経レバ <1570> 10,400円 +1,270 円 (+13.9%) 本日終値
NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急反騰、1万円大台復帰が目前だ。NF日経レバは日経平均株価の2倍程度のボラティリティが想定されるETFで、ここ全体相場が波乱展開となるなか大幅な調整を余儀なくされていた。きょうは、日経平均株価が海外株高や原油高、ドル高円安を受けて急速に買い戻される流れにあり、同銘柄も個人投資家の高水準の資金を呼び込み急速に切り返す展開となっている。今年2月1日時点で高値1万3200円まであり、時価は戻り余地の大きさも意識される。
■ウシオ電機 <6925> 1,609円 +182 円 (+12.8%) 本日終値
ウシオ電機<6925>が急反発。同社はきょう、オランダ応用科学研究機構(TNO)と、次世代の半導体製造用極端紫外光(EUV)露光技術の開発を目的として戦略的パートナーシップの締結を発表、これを好感する動きとなった。これにより、ウシオとTNOは、EUVの光学系やレチクルに影響を及ぼす紫外線を研究する目的で、新しい実験的なEUV露光と分析を行なう施設を共同で建設。この研究施設の建設により、次世代の露光装置、マスク、ペリクルの開発加速化が期待される。
■T&Dホールディングス <8795> 1,152円 +130 円 (+12.7%) 本日終値
12日に決算を発表。「今期配当を5円増額修正」が好感された。
T&D <8795> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.8%減の1348億円となり、通期計画の1670億円に対する進捗率は80.8%に達し、5年平均の76.2%も上回った。同時に、期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は25円)に増額修正した。
⇒⇒T&Dホールディングスの詳しい業績推移表を見る
■第一生命保険 <8750> 1,340.5円 +148 円 (+12.4%) 本日終値
第一生命保険<8750>やT&Dホールディングス<8795>など生保株が高い。これまで日銀によるマイナス金利導入で銀行セクター同様に収益圧迫懸念が生じる銘柄として大きく売り込まれてきた。しかし、需給先行で売られ過ぎていた嫌いもあり、足もとは全体地合いの改善と歩調を合わせて浮上に転じている。きょうはメガバンクが総じて買いを集めていることも追い風材料となっている。
株探ニュース
12日、関電化 <4047> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の80億円→85億円に6.3%上方修正。増益率が63.5%増→73.8%増に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。半導体・液晶用特殊ガス類の販売が計画を下回るものの、原価改善や電池材料の値上げ効果が利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の6円→7円(前期は3円)に増額修正したことも支援材料。
■共立メンテナンス <9616> 7,940円 +1,000 円 (+14.4%) ストップ高 本日終値
共立メンテナンス<9616>が急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、インバウンド関連銘柄の中では中国リスクが軽微と指摘。16年3月期第3四半期累計のビジネスホテルのインバウンド向け客室単価は前年同期比24%増で、4月までのリゾートホテルの予約も伸びていることから、今後もホテル客室単価上昇が続くと予想。株価下落により割安感が高まったとみて、レーティングを「ホールド」から「バイ」に、目標株価を1万950円から1万1050円に引き上げている。
■コカイースト <2580> 2,020円 +253 円 (+14.3%) 本日終値
12日、コカイースト <2580> が決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比8.4%増の104億円に伸びて着地。続く16年12月期も前期比30.6%増の136億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は昨年4月に統合した仙台コカ・コーラが通期フル寄与する。製造設備の耐用年数の見直しに伴い、減価償却費が約17億円減少することも大幅増益に貢献。また、自販機事業では、不採算機の撤去や利益率の高い屋内設置の開拓などを通じて、採算性の向上を図る。
■井関農機 <6310> 153円 +19 円 (+14.2%) 本日終値
12日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は32億円へ」が好感された。
井関農 <6310> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期(9ヵ月の変則決算)の連結経常利益は9.4億円になり、従来予想の7億円を上回って着地。16年12月期は32億円の見通しとなった。
⇒⇒井関農機の詳しい業績推移表を見る
■NEXT 原油ブル <2038> 879円 +109 円 (+14.2%) 本日終値
NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>が4日ぶり急反発。足もと原油市況が反発に転じており、同銘柄が連動するドバイ原油価格も前週末に5日ぶりに反発し1バレル=27ドル台を回復、スポット価格は15日午前も上昇し1バレル28ドル80セント前後まで上昇、これを受けて買いが優勢となっている。
■オプテックス <6914> 2,640円 +326 円 (+14.1%) 本日終値
12日、オプテックス <6914> が決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比5.9%増の32.2億円に伸びて着地。続く16年12月期も前期比27.3%増の41億円に伸び、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は欧州向けに防犯用センサー、国内向けにFA用センサーの販売が伸び、11.5%の大幅増収を見込む。販管費の抑制なども大幅増益に貢献する。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の45円に増配する方針としたことも買いに拍車を掛けた。
■日経レバ <1570> 10,400円 +1,270 円 (+13.9%) 本日終値
NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急反騰、1万円大台復帰が目前だ。NF日経レバは日経平均株価の2倍程度のボラティリティが想定されるETFで、ここ全体相場が波乱展開となるなか大幅な調整を余儀なくされていた。きょうは、日経平均株価が海外株高や原油高、ドル高円安を受けて急速に買い戻される流れにあり、同銘柄も個人投資家の高水準の資金を呼び込み急速に切り返す展開となっている。今年2月1日時点で高値1万3200円まであり、時価は戻り余地の大きさも意識される。
■ウシオ電機 <6925> 1,609円 +182 円 (+12.8%) 本日終値
ウシオ電機<6925>が急反発。同社はきょう、オランダ応用科学研究機構(TNO)と、次世代の半導体製造用極端紫外光(EUV)露光技術の開発を目的として戦略的パートナーシップの締結を発表、これを好感する動きとなった。これにより、ウシオとTNOは、EUVの光学系やレチクルに影響を及ぼす紫外線を研究する目的で、新しい実験的なEUV露光と分析を行なう施設を共同で建設。この研究施設の建設により、次世代の露光装置、マスク、ペリクルの開発加速化が期待される。
■T&Dホールディングス <8795> 1,152円 +130 円 (+12.7%) 本日終値
12日に決算を発表。「今期配当を5円増額修正」が好感された。
T&D <8795> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.8%減の1348億円となり、通期計画の1670億円に対する進捗率は80.8%に達し、5年平均の76.2%も上回った。同時に、期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は25円)に増額修正した。
⇒⇒T&Dホールディングスの詳しい業績推移表を見る
■第一生命保険 <8750> 1,340.5円 +148 円 (+12.4%) 本日終値
第一生命保険<8750>やT&Dホールディングス<8795>など生保株が高い。これまで日銀によるマイナス金利導入で銀行セクター同様に収益圧迫懸念が生じる銘柄として大きく売り込まれてきた。しかし、需給先行で売られ過ぎていた嫌いもあり、足もとは全体地合いの改善と歩調を合わせて浮上に転じている。きょうはメガバンクが総じて買いを集めていることも追い風材料となっている。
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