【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アルバック、ナブテスコ、ジグソー、JAFCO
■帝国繊維 <3302> 1,393円 +298 円 (+27.2%) 一時ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率3位
帝国繊維<3302>が急伸。同社は12日の取引終了後、16年12月期の連結業績予想を発表。売上高は290億円(前期比4.3%増)、営業利益は48億円(同25.7%増)、純利益は33億円(同26.4%増)と大幅増益を見込んでおり、これを好感する動き。既存の消火栓など水を供給する消防設備が壊滅的状態になった場合に対応するハイドロサブシステム(遠距離大量送水・排水システム)の拡大が期待される。
■アルバック <6728> 2,861円 +500 円 (+21.2%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率4位
12日、アルバック <6728> が16年6月期の連結経常利益を従来予想の130億円→150億円に15.4%上方修正。増益率が4.2%増→20.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。中国や台湾向けに、モバイル端末・テレビ用の液晶パネルディスプレイ製造装置の販売が想定より伸びることが寄与。
■ナブテスコ <6268> 2,223円 +349 円 (+18.6%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
ナブテスコ<6268>が4日ぶり急反発。同社が12日取引終了後に発表した16年12月期の連結業績予想では、売上高が2500億円(前期比33.7%増)、営業利益は255億円(同66.7%増)、最終利益は189億円(同70.9%増)と高い伸びを見込んでいる。これを評価するかたちで物色資金が流入した。同社は制御装置大手で、産業用ロボット向け精密減速装置では世界的に断トツのシェアを誇っている。今後、自動車産業向けに産業用ロボットの需要増加が期待され、収益環境に吹く追い風は強い。
■ジグソー <3914> 4,775円 +700 円 (+17.2%) ストップ高 本日終値
12日に決算を発表。「前期経常は2.4倍増で4期ぶり最高益、今期業績は非開示」が好感された。
ジグソー <3914> [東証M] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。15年12月期の経常利益(非連結)は前の期比2.4倍の1.4億円に急拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新した。なお、連結決算に移行する16年12月期の業績見通しは開示しなかった。
⇒⇒ジグソーの詳しい業績推移表を見る
■ジャフコ <8595> 3,140円 +445 円 (+16.5%) 一時ストップ高 本日終値
ジャフコ<8595>が大きく買われた。ベンチャーキャピタル大手の同社は全般リスクオフ相場に飲まれるかたちで前週末まで8日続落と下げ歩調を強めており、この間の下落率は33%に達していた。ただ、PERは8倍前後、PBRは0.7倍弱まで売り込まれていたことで、指標面からの見直し余地が目先リバウンド期待の買いにつながった。
■カドカワ <9468> 1,661円 +225 円 (+15.7%) 本日終値
12日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は76億円・通期計画を超過」が好感された。
カドカワ <9468> が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は76.1億円(前年同期は非開示)となり、通期計画の68億円に対する進捗率が112.0%とすでに上回った。
⇒⇒カドカワの詳しい業績推移表を見る
■フェローテック <6890> 1,058円 +139 円 (+15.1%) 一時ストップ高 本日終値
フェローテック<6890>が一時、ストップ高まで買われた。同社は12日取引終了後に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は27億5400万円(前年同期比71.9%増)となり、通期計画34億円に対する進捗率は81.0%に達した。売上高は513億1200万円(同17.3%増)で着地。米国で通信チップ向け真空蒸着装置の販売が伸長したことなどを背景に、装置関連事業が増収増益となったことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
■寿スピリッツ <2222> 5,380円 +705 円 (+15.1%) ストップ高 本日終値
寿スピリッツ<2222>が後場一段高。同社はきょう正午に、3月末時点の株主を対象に1対3株の株式分割を実施すると発表した。また、足もとの業績が好調に推移していることから、16年3月期の期末一括配当を従来計画から20円増の60円(前期は40円)とする方針も明らかにしている。
■テンプホールディングス <2181> 1,531円 +196 円 (+14.7%) 本日終値
テンプホールディングス<2181>は9日ぶり急反発。同社は12日取引終了後、16年3月期第3四半期累計(2015年4~12月)の連結決算を発表。売上高は3758億2600万円(前年同期比28.8%増)、営業利益は208億9200万円(同28.9%増)、最終利益は126億6900万円(同45.8%増)と大幅な伸びを示した。企業の求人需要が旺盛でこれを取り込んでいるほか、派遣・BPO(業務受託)部門においてM&Aによる業容拡大効果も寄与している。通期見通しは従来予想を据え置いているものの、好決算発表を契機に買い戻しを誘導する格好となった。
■片倉工業 <3001> 1,143円 +146 円 (+14.6%) 一時ストップ高 本日終値
12日に決算を発表。「今期営業は黒字浮上へ」が好感された。
片倉 <3001> が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。15年12月期の連結営業損益は1.9億円の赤字(前の期は4億円の黒字)に転落したが、16年12月期は14億円の黒字に急浮上する見通しとなった。
⇒⇒片倉工業の詳しい業績推移表を見る
株探ニュース859
帝国繊維<3302>が急伸。同社は12日の取引終了後、16年12月期の連結業績予想を発表。売上高は290億円(前期比4.3%増)、営業利益は48億円(同25.7%増)、純利益は33億円(同26.4%増)と大幅増益を見込んでおり、これを好感する動き。既存の消火栓など水を供給する消防設備が壊滅的状態になった場合に対応するハイドロサブシステム(遠距離大量送水・排水システム)の拡大が期待される。
■アルバック <6728> 2,861円 +500 円 (+21.2%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率4位
12日、アルバック <6728> が16年6月期の連結経常利益を従来予想の130億円→150億円に15.4%上方修正。増益率が4.2%増→20.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。中国や台湾向けに、モバイル端末・テレビ用の液晶パネルディスプレイ製造装置の販売が想定より伸びることが寄与。
■ナブテスコ <6268> 2,223円 +349 円 (+18.6%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
ナブテスコ<6268>が4日ぶり急反発。同社が12日取引終了後に発表した16年12月期の連結業績予想では、売上高が2500億円(前期比33.7%増)、営業利益は255億円(同66.7%増)、最終利益は189億円(同70.9%増)と高い伸びを見込んでいる。これを評価するかたちで物色資金が流入した。同社は制御装置大手で、産業用ロボット向け精密減速装置では世界的に断トツのシェアを誇っている。今後、自動車産業向けに産業用ロボットの需要増加が期待され、収益環境に吹く追い風は強い。
■ジグソー <3914> 4,775円 +700 円 (+17.2%) ストップ高 本日終値
12日に決算を発表。「前期経常は2.4倍増で4期ぶり最高益、今期業績は非開示」が好感された。
ジグソー <3914> [東証M] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。15年12月期の経常利益(非連結)は前の期比2.4倍の1.4億円に急拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新した。なお、連結決算に移行する16年12月期の業績見通しは開示しなかった。
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■ジャフコ <8595> 3,140円 +445 円 (+16.5%) 一時ストップ高 本日終値
ジャフコ<8595>が大きく買われた。ベンチャーキャピタル大手の同社は全般リスクオフ相場に飲まれるかたちで前週末まで8日続落と下げ歩調を強めており、この間の下落率は33%に達していた。ただ、PERは8倍前後、PBRは0.7倍弱まで売り込まれていたことで、指標面からの見直し余地が目先リバウンド期待の買いにつながった。
■カドカワ <9468> 1,661円 +225 円 (+15.7%) 本日終値
12日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は76億円・通期計画を超過」が好感された。
カドカワ <9468> が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は76.1億円(前年同期は非開示)となり、通期計画の68億円に対する進捗率が112.0%とすでに上回った。
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■フェローテック <6890> 1,058円 +139 円 (+15.1%) 一時ストップ高 本日終値
フェローテック<6890>が一時、ストップ高まで買われた。同社は12日取引終了後に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は27億5400万円(前年同期比71.9%増)となり、通期計画34億円に対する進捗率は81.0%に達した。売上高は513億1200万円(同17.3%増)で着地。米国で通信チップ向け真空蒸着装置の販売が伸長したことなどを背景に、装置関連事業が増収増益となったことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
■寿スピリッツ <2222> 5,380円 +705 円 (+15.1%) ストップ高 本日終値
寿スピリッツ<2222>が後場一段高。同社はきょう正午に、3月末時点の株主を対象に1対3株の株式分割を実施すると発表した。また、足もとの業績が好調に推移していることから、16年3月期の期末一括配当を従来計画から20円増の60円(前期は40円)とする方針も明らかにしている。
■テンプホールディングス <2181> 1,531円 +196 円 (+14.7%) 本日終値
テンプホールディングス<2181>は9日ぶり急反発。同社は12日取引終了後、16年3月期第3四半期累計(2015年4~12月)の連結決算を発表。売上高は3758億2600万円(前年同期比28.8%増)、営業利益は208億9200万円(同28.9%増)、最終利益は126億6900万円(同45.8%増)と大幅な伸びを示した。企業の求人需要が旺盛でこれを取り込んでいるほか、派遣・BPO(業務受託)部門においてM&Aによる業容拡大効果も寄与している。通期見通しは従来予想を据え置いているものの、好決算発表を契機に買い戻しを誘導する格好となった。
■片倉工業 <3001> 1,143円 +146 円 (+14.6%) 一時ストップ高 本日終値
12日に決算を発表。「今期営業は黒字浮上へ」が好感された。
片倉 <3001> が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。15年12月期の連結営業損益は1.9億円の赤字(前の期は4億円の黒字)に転落したが、16年12月期は14億円の黒字に急浮上する見通しとなった。
⇒⇒片倉工業の詳しい業績推移表を見る
株探ニュース859