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【通貨】豪ドル週間見通し:伸び悩みか、世界経済の成長鈍化予測は後退せず


■大幅反発、原油高や株価反発が意識される

先週の豪ドル・円は大幅反発。一時79円台前半まで売られたが、原油先物の上昇やアジア、欧米諸国の株価反転を好感してリスク選好的な豪ドル買い・円売りが活発となった。対米ドルでも短期筋などの豪ドル買いが観測されており、対円レートの上昇を促したようだ。取引レンジは79円22銭-83円53銭。

■伸び悩みか、世界経済の成長鈍化予測は後退せず

今週の豪ドル・円は伸び悩みか。22日の主要国の株価は総じて上昇したが、世界経済の成長鈍化予測は後退していないことや原油価格の先安観は残されている。商品相場の持続的な上昇は期待できないことから、リスク選好的な豪ドル買いがさらに増える状況ではないとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:82円00銭-84円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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