【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):雪印メグ、カカクコム、ニコン、山パン
■雪印メグミルク <2270> 2,814円 +94 円 (+3.5%) 本日終値
雪印メグミルク<2270>が反発。年初から一貫した調整局面にあったが、13週移動平均線との上方カイ離解消で値ごろ感が生じており、押し目買いが厚みを増している。主力のチーズやヨーグルトは販売価格の引き上げ効果が浸透するなかで売り上げを好調に伸ばしている。特に「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」は機能性表示食品として消費者の需要取り込みに成功、業績貢献が期待されている。16年3月期業績は昨年10月に従来見通しを大幅に上方修正、本業の儲けを示す営業利益は前期比28%増の120億円と高変化を見込むが、生産性の向上などを背景に一段の増額期待も浮上している。株価指標面ではPER13倍台半ばと割安感があり、昨年12月18日につけた昨年来高値3345円から17%弱の押しを入れた時価近辺は水準訂正狙いの買いを誘導している。
■USMH <3222> 1,038円 +28 円 (+2.8%) 本日終値
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222>が4日ぶりに反発。この日発表した月次売上情報で、既存店売上高が前年同月比1.0%増となり、9カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。生鮮食品や総菜の強化が寄与。おせち販売の堅調なども寄与した。
■カカクコム <2371> 2,219円 +55 円 (+2.5%) 本日終値
カカクコム<2371>が反発。同社は14日、購買支援サイト「価格.com」で提供中の「価格.com 電気料金比較」をリニューアルし、「電力小売りの全面自由化」に対応した電気料金プランの比較サービスを開始したことを発表した。現在の電気の使用状況や生活スタイルなど、簡単な質問に答えるだけでプランを手軽に比較検索でき、そのまま事業者の公式サイトに移動して、ワンストップでの申し込みも可能にしている。4月からの一般家庭向けの電力小売り自由化へ向けニーズが拡大しそうだ。
■東京精密 <7729> 2,462円 +55 円 (+2.3%) 本日終値
東京精密<7729>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、半導体関連は原価低減や開発強化、製品ラインアップ拡大など、計測機器はグローバル展開、事業領域拡大などの自助努力を重ね、営業利益は過去最高に近づいていると指摘。証券市場へのアピールも含め、成長力向上に向けた施策に注目のスタンスで、業績は安定成長持続を予想。レーティング「ホールド」を継続、目標株価は3200円から2950円に引き下げている。
■鴻池運輸 <9025> 1,461円 +30 円 (+2.1%) 本日終値
鴻池運輸<9025>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、空港関連など成長分野の拡大による2ケタ増益予想などを考慮しても、現在の株価水準に当面の成長余地が織り込まれていると指摘。関空運営権売却による発着便数急増や、さらなるM&A実現による医療物流の全国展開が本格化すれば、成長率が高まり、評価も高まると解説。レーティング「ホールド」、目標株価1640円でカバレッジを開始している。
■ニコン <7731> 1,694円 +34 円 (+2.1%) 本日終値
ニコン<7731>が3日続伸。半導体・液晶製造用露光装置を手掛け、この日はインテルなどの設備投資増を受けた半導体関連株物色の流れにも乗っているようだ。また、市場では6日に発表され3月に発売が予定されているプロ向け一眼レフカメラ「D5」とハイエンドAPS機「D500」の展開も注目されている。
■イオンディライト <9787> 3,865円 +75 円 (+2.0%) 本日終値
イオンディライト<9787>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同社について、イオングループ各社の出店・改装、病院などグループ外受託拡大に加え、白青舎<9736>の子会社化が寄与するとみて、17年2月期以降の同証券業績予想を増額。投資判断は「ホールド」を継続し、目標株価は3450円から3530円へ小幅に引き上げられた。
■山崎製パン <2212> 2,519円 +44 円 (+1.8%) 本日終値
山崎製パン<2212>が反発。大和証券は14日、同社株の投資判断を「4」から「3」に引き上げた。目標株価は1700円から2500円に見直した。同証券では15年12月期の連結営業利益は前期比32%増の275億円と会社計画(260億円)を上回り着地すると予想。パン事業が好調で昨年7月の値上げ後も好調な月次売り上げが続いているほか、販管費の効率化も進んでいる。また、子会社のヤマザキ・ナビスコなども寄与する。 16年12月期は同300億円と連続増益を予想。ただ、利益率の大幅な改善には不採算事業の整理など抜本的な取り組みが必要とも指摘している。
■あさひ <3333> 1,334円 +22 円 (+1.7%) 本日終値
あさひ<3333>が3日続伸。岩井コスモ証券は、同社は第1四半期こそ消費増税の影響で苦戦するも、以後、順調に回復していると指摘。既存店売上も3~12月度累計で前年同期比1.0%増にまで回復していることから、収益改善は着実に進みそうとみて、「好業績の内需関連として、注目される」と解説。目標株価は1700円から1500円へ引き下げているものの、投資判断は上位から2番目の「B+」を継続している。
■セコム <9735> 7,663円 +109 円 (+1.4%) 本日終値
セコム<9735>が反発。同社は14日、重要施設などに侵入したドローンを検知する新システム「セコム・ドローン検知システム」の販売を開始することを発表した。この新システムは、同社が長年培ってきた画像技術やセンシング技術を用い、複数の検知方法で24時間365日切れ目なく、侵入したドローンの迅速かつ正確な検知を実現する。重要施設や大規模なイベントを開催する競技場などにおけるセキュリティー対策として活用が期待される。
株探ニュース
雪印メグミルク<2270>が反発。年初から一貫した調整局面にあったが、13週移動平均線との上方カイ離解消で値ごろ感が生じており、押し目買いが厚みを増している。主力のチーズやヨーグルトは販売価格の引き上げ効果が浸透するなかで売り上げを好調に伸ばしている。特に「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」は機能性表示食品として消費者の需要取り込みに成功、業績貢献が期待されている。16年3月期業績は昨年10月に従来見通しを大幅に上方修正、本業の儲けを示す営業利益は前期比28%増の120億円と高変化を見込むが、生産性の向上などを背景に一段の増額期待も浮上している。株価指標面ではPER13倍台半ばと割安感があり、昨年12月18日につけた昨年来高値3345円から17%弱の押しを入れた時価近辺は水準訂正狙いの買いを誘導している。
■USMH <3222> 1,038円 +28 円 (+2.8%) 本日終値
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222>が4日ぶりに反発。この日発表した月次売上情報で、既存店売上高が前年同月比1.0%増となり、9カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。生鮮食品や総菜の強化が寄与。おせち販売の堅調なども寄与した。
■カカクコム <2371> 2,219円 +55 円 (+2.5%) 本日終値
カカクコム<2371>が反発。同社は14日、購買支援サイト「価格.com」で提供中の「価格.com 電気料金比較」をリニューアルし、「電力小売りの全面自由化」に対応した電気料金プランの比較サービスを開始したことを発表した。現在の電気の使用状況や生活スタイルなど、簡単な質問に答えるだけでプランを手軽に比較検索でき、そのまま事業者の公式サイトに移動して、ワンストップでの申し込みも可能にしている。4月からの一般家庭向けの電力小売り自由化へ向けニーズが拡大しそうだ。
■東京精密 <7729> 2,462円 +55 円 (+2.3%) 本日終値
東京精密<7729>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、半導体関連は原価低減や開発強化、製品ラインアップ拡大など、計測機器はグローバル展開、事業領域拡大などの自助努力を重ね、営業利益は過去最高に近づいていると指摘。証券市場へのアピールも含め、成長力向上に向けた施策に注目のスタンスで、業績は安定成長持続を予想。レーティング「ホールド」を継続、目標株価は3200円から2950円に引き下げている。
■鴻池運輸 <9025> 1,461円 +30 円 (+2.1%) 本日終値
鴻池運輸<9025>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、空港関連など成長分野の拡大による2ケタ増益予想などを考慮しても、現在の株価水準に当面の成長余地が織り込まれていると指摘。関空運営権売却による発着便数急増や、さらなるM&A実現による医療物流の全国展開が本格化すれば、成長率が高まり、評価も高まると解説。レーティング「ホールド」、目標株価1640円でカバレッジを開始している。
■ニコン <7731> 1,694円 +34 円 (+2.1%) 本日終値
ニコン<7731>が3日続伸。半導体・液晶製造用露光装置を手掛け、この日はインテルなどの設備投資増を受けた半導体関連株物色の流れにも乗っているようだ。また、市場では6日に発表され3月に発売が予定されているプロ向け一眼レフカメラ「D5」とハイエンドAPS機「D500」の展開も注目されている。
■イオンディライト <9787> 3,865円 +75 円 (+2.0%) 本日終値
イオンディライト<9787>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同社について、イオングループ各社の出店・改装、病院などグループ外受託拡大に加え、白青舎<9736>の子会社化が寄与するとみて、17年2月期以降の同証券業績予想を増額。投資判断は「ホールド」を継続し、目標株価は3450円から3530円へ小幅に引き上げられた。
■山崎製パン <2212> 2,519円 +44 円 (+1.8%) 本日終値
山崎製パン<2212>が反発。大和証券は14日、同社株の投資判断を「4」から「3」に引き上げた。目標株価は1700円から2500円に見直した。同証券では15年12月期の連結営業利益は前期比32%増の275億円と会社計画(260億円)を上回り着地すると予想。パン事業が好調で昨年7月の値上げ後も好調な月次売り上げが続いているほか、販管費の効率化も進んでいる。また、子会社のヤマザキ・ナビスコなども寄与する。 16年12月期は同300億円と連続増益を予想。ただ、利益率の大幅な改善には不採算事業の整理など抜本的な取り組みが必要とも指摘している。
■あさひ <3333> 1,334円 +22 円 (+1.7%) 本日終値
あさひ<3333>が3日続伸。岩井コスモ証券は、同社は第1四半期こそ消費増税の影響で苦戦するも、以後、順調に回復していると指摘。既存店売上も3~12月度累計で前年同期比1.0%増にまで回復していることから、収益改善は着実に進みそうとみて、「好業績の内需関連として、注目される」と解説。目標株価は1700円から1500円へ引き下げているものの、投資判断は上位から2番目の「B+」を継続している。
■セコム <9735> 7,663円 +109 円 (+1.4%) 本日終値
セコム<9735>が反発。同社は14日、重要施設などに侵入したドローンを検知する新システム「セコム・ドローン検知システム」の販売を開始することを発表した。この新システムは、同社が長年培ってきた画像技術やセンシング技術を用い、複数の検知方法で24時間365日切れ目なく、侵入したドローンの迅速かつ正確な検知を実現する。重要施設や大規模なイベントを開催する競技場などにおけるセキュリティー対策として活用が期待される。
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