【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):SUMCO、スパークス、住友鉱、国際石開帝石
■マニー <7730> 2,015円 -197 円 (-8.9%) 本日終値
マニー<7730>が大幅4日続落。前週末8日の取引終了後に発表した第1四半期(15年9~11月)連結決算で、売上高40億500万円(前年同期比38.4%増)、営業利益9億500万円(同3.7%減)、純利益5億6300万円(同18.9%減)と減益で着地したことから失望感から売りが出ている。デンタル関連製品が好調だったほか、眼科ナイフやステイプラー、新興国向けアイレス針関連製品などが伸長し売上高を押し上げたが、利益率の挽く製品の割合の増加や円安による海外生産コストの増加などが利益を圧迫した。
■SUMCO <3436> 784円 -76 円 (-8.8%) 本日終値
SUMCO<3436>が大幅安。米国株をはじめ海外株安の影響を受けている。これまで収益を牽引していたスマートフォン向け大口径半導体シリコンウエハーも、最大出荷国である中国での需要一服や米アップルの最新機種の減産観測などで先行き不透明感が意識されている。株式需給面では信用買い残が昨年末時点で4週続けて増加していたこともあって、足もとの売りを助長している格好だ。
■スパークス・グループ <8739> 246円 -21 円 (-7.9%) 本日終値
8日に発表した「12月末運用資産残高は前月比2.3%減」が売り材料。
昨年12月末の運用資産残高は前月末比2.3%減の9818億円となった。
■住友金属鉱山 <5713> 1,224.5円 -101.5 円 (-7.7%) 本日終値
住友金属鉱山<5713>が大幅安で7日続落。中国不安の強まりとともに、銅・ニッケルなどの市況が下落するなか、非鉄の代表銘柄である同社株を売る動きが強まっている。特に、この日は「下値抵抗線とみられていた1300円ラインを割り込んだことで売りの勢いが付ついた」(市場関係者)という。
■ミニストップ <9946> 2,106円 -133 円 (-5.9%) 本日終値
8日に決算を発表。「9-11月期(3Q)経常は25%減益」が嫌気された。
ミニストップ <9946> が1月8日大引け後(15:00)に決算を発表。16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比11.5%増の39.1億円に伸び、通期計画の43億円に対する進捗率は91.1%に達し、5年平均の86.2%も上回った。
⇒⇒ミニストップの詳しい業績推移表を見る
■国際石油開発帝石 <1605> 1,035円 -64 円 (-5.8%) 本日終値
国際石油開発帝石<1605>、日本海洋掘削<1606>、石油資源開発<1662>など資源開発関連株が軒並み下落。ここ、中国の景気減速懸念や供給過剰感を背景に原油市況の下落が再び加速している。国際指標の一つであるWTI原油先物価格は、前日に終値ベースで1ドル75セント安の1バレル=31ドル41セントと急落、32ドル台を割り込み、12年ぶりの安値水準まで下落している。原油安と株価連動性の強い資源開発関連セクターは下値模索の展開を余儀なくされている。
■日経レバ <1570> 12,380円 -720 円 (-5.5%) 本日終値
NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅安で6日続落、昨年9月30日以来の安値圏に売り込まれた。ここ中国・上海株の波乱などを背景とした世界株安のなか、東京市場もリスクオフの流れに巻き込まれている。同銘柄は日経平均株価の2倍の値動きが想定されるETFであり、ボラティリティの高い特性が下げに反映されている。ただ、全体相場も突っ込み警戒感の働く場面であり、同銘柄のリバウンド妙味に着目した押し目買いも観測、寄り後は1万2600円台で下げ渋っている。商い高水準で売買代金は東証で断トツ、個人投資家の注目度の高さがうかがわれる。
■ネットワンシステムズ <7518> 688円 -39 円 (-5.4%) 本日終値
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のITサービスセクターの決算プレビューでは、通信向け売上構成比の高いネットワンシステムズ<7518>と伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が営業損益面で苦戦するとみるも、セクター全体では概ね良好な受注環境で、収益性も改善基調が続くと指摘。業種別では、IT武装を強化している金融、電力小売自由化をテーマに持つ電力・ガス、オムニチャネルを推進する流通などが堅調とみて、マイナンバー対応では、中小企業向けパッケージソフトなどの好調が続いたと推定し、組込みソフト領域も堅調と解説。個別選好順位をSCSK<9719>>ITホールディングス<3626>>トレンドマイクロ<4704>>新日鉄住金ソリューションズ<2327>>富士ソフト<9749>の順に設定している。
株探ニュース
マニー<7730>が大幅4日続落。前週末8日の取引終了後に発表した第1四半期(15年9~11月)連結決算で、売上高40億500万円(前年同期比38.4%増)、営業利益9億500万円(同3.7%減)、純利益5億6300万円(同18.9%減)と減益で着地したことから失望感から売りが出ている。デンタル関連製品が好調だったほか、眼科ナイフやステイプラー、新興国向けアイレス針関連製品などが伸長し売上高を押し上げたが、利益率の挽く製品の割合の増加や円安による海外生産コストの増加などが利益を圧迫した。
■SUMCO <3436> 784円 -76 円 (-8.8%) 本日終値
SUMCO<3436>が大幅安。米国株をはじめ海外株安の影響を受けている。これまで収益を牽引していたスマートフォン向け大口径半導体シリコンウエハーも、最大出荷国である中国での需要一服や米アップルの最新機種の減産観測などで先行き不透明感が意識されている。株式需給面では信用買い残が昨年末時点で4週続けて増加していたこともあって、足もとの売りを助長している格好だ。
■スパークス・グループ <8739> 246円 -21 円 (-7.9%) 本日終値
8日に発表した「12月末運用資産残高は前月比2.3%減」が売り材料。
昨年12月末の運用資産残高は前月末比2.3%減の9818億円となった。
■住友金属鉱山 <5713> 1,224.5円 -101.5 円 (-7.7%) 本日終値
住友金属鉱山<5713>が大幅安で7日続落。中国不安の強まりとともに、銅・ニッケルなどの市況が下落するなか、非鉄の代表銘柄である同社株を売る動きが強まっている。特に、この日は「下値抵抗線とみられていた1300円ラインを割り込んだことで売りの勢いが付ついた」(市場関係者)という。
■ミニストップ <9946> 2,106円 -133 円 (-5.9%) 本日終値
8日に決算を発表。「9-11月期(3Q)経常は25%減益」が嫌気された。
ミニストップ <9946> が1月8日大引け後(15:00)に決算を発表。16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比11.5%増の39.1億円に伸び、通期計画の43億円に対する進捗率は91.1%に達し、5年平均の86.2%も上回った。
⇒⇒ミニストップの詳しい業績推移表を見る
■国際石油開発帝石 <1605> 1,035円 -64 円 (-5.8%) 本日終値
国際石油開発帝石<1605>、日本海洋掘削<1606>、石油資源開発<1662>など資源開発関連株が軒並み下落。ここ、中国の景気減速懸念や供給過剰感を背景に原油市況の下落が再び加速している。国際指標の一つであるWTI原油先物価格は、前日に終値ベースで1ドル75セント安の1バレル=31ドル41セントと急落、32ドル台を割り込み、12年ぶりの安値水準まで下落している。原油安と株価連動性の強い資源開発関連セクターは下値模索の展開を余儀なくされている。
■日経レバ <1570> 12,380円 -720 円 (-5.5%) 本日終値
NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅安で6日続落、昨年9月30日以来の安値圏に売り込まれた。ここ中国・上海株の波乱などを背景とした世界株安のなか、東京市場もリスクオフの流れに巻き込まれている。同銘柄は日経平均株価の2倍の値動きが想定されるETFであり、ボラティリティの高い特性が下げに反映されている。ただ、全体相場も突っ込み警戒感の働く場面であり、同銘柄のリバウンド妙味に着目した押し目買いも観測、寄り後は1万2600円台で下げ渋っている。商い高水準で売買代金は東証で断トツ、個人投資家の注目度の高さがうかがわれる。
■ネットワンシステムズ <7518> 688円 -39 円 (-5.4%) 本日終値
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のITサービスセクターの決算プレビューでは、通信向け売上構成比の高いネットワンシステムズ<7518>と伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が営業損益面で苦戦するとみるも、セクター全体では概ね良好な受注環境で、収益性も改善基調が続くと指摘。業種別では、IT武装を強化している金融、電力小売自由化をテーマに持つ電力・ガス、オムニチャネルを推進する流通などが堅調とみて、マイナンバー対応では、中小企業向けパッケージソフトなどの好調が続いたと推定し、組込みソフト領域も堅調と解説。個別選好順位をSCSK<9719>>ITホールディングス<3626>>トレンドマイクロ<4704>>新日鉄住金ソリューションズ<2327>>富士ソフト<9749>の順に設定している。
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