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【市況】今週の「特異日」カレンダー(12月21日-30日)


―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

 前週(12月14日-18日)は特異日の分布からは方向性をうかがい難い週でした。しかし、スケジュール面では14日(月)に日銀短観、16日(水)にFOMCの結果、18日(金)に日銀決定会合の結果発表とまさにビッグイベント続きで、相場はボラティリティの高い嵐の週の様相を呈しました。

 年末相場最大のヤマ場を越えた今週(21日-25日)は、週初から7勝3敗のプラスの特異日が2日続きます。また、この週から年末までの7営業日は、5営業日で勝ち越しており(負け越しは1日のみ)、「掉尾の一振」に一縷の望みをつなぎます。ただし、大納会の30日は5勝5敗と旗幟がはっきりせず、相場の女神が本年最後に微笑みを残すのかは不透明です。

 なお、新年1月4日の大発会についても少し触れておきましょう。この日は勝率8勝2敗のプラスの特異日となります。

△【 7勝以上 】
  12月21日(月) ○7-●3:
  12月22日(木) ○7-●3:米7-9月GDP改定値

※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。

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