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【通貨】明日の為替相場見通し=FOMC控え様子見も、121円前後の値動き継続か

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで様子見姿勢が強まる展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=120円60~121円50銭。この日の東京市場では、日経平均株価が大幅続落となるなか、夕方にかけ一時、120円50銭台まで軟化したが、下値では値ごろ感の買いが流入し売り一巡後は値を戻した。

 今晩は海外市場でドイツ12月ZEW景況感指数や、米11月消費者物価指数(CPI)の発表がある。NYダウなどが注目されるが、原油市況の動向は全般相場に大きな影響を与えそうだ。

 ここドル円相場は120円前半を下値、121円50銭を上値とする往来圏となっており、全般様子見姿勢が強まるなか、あすも121円ラインを中心とする値動きが続く可能性がある。(岡里英幸)



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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