【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):Jストリーム、アンドール、野村、コナミHD
■Jストリーム <4308> 392円 +80 円 (+25.6%) ストップ高 本日終値
24日、Jストリーム <4308> [東証M]が企業がテープで保管している映像をデジタルに変換する「映像資産デジタル化パック」の提供を開始したと発表したことが買い材料。「映像資産デジタル化パック」は、決算報告会や社内イベントなどの映像をデジタル化し、同社が提供する動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」にアップロードするサービス。テープ劣化の心配解消や保管場所の削減に加え、映像資産の検索性の向上やマルチデバイスでの視聴、セキュリティ機能による動画の視聴制限や管理を実現する。発表を受けて、サービス開始による今後の業績への貢献に期待する買いが殺到した。
■アンドール <4640> 434円 +80 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
24日、アンドール <4640> [JQ]が機械系汎用CADソフト「EASY DRAW (イージードロー) Ver.20」を今月28日から販売開始すると発表したことが買い材料。「EASY DRAW」は1994年に最初のバージョンを発売以来、プロ仕様の本格CADが初心者でも簡単に操作できるソフトとして、初心者からベテランまで幅広い層に高く支持されているロングセラー製品。最新バージョンはWindows10対応で、部品属性設定の拡張や隠線処理機能、部品表作成機能などを強化したとしている。発表を受けて、人気CADソフト最新版の販売開始による収益拡大に期待する買いが殺到した。
■野村ホールディングス <8604> 750.4円 -17.8 円 (-2.3%) 本日終値
野村ホールディングス<8604>、大和証券グループ本社<8601>などをはじめ証券株が総じて軟調。ここ急速に上値を追ってきた東京市場だが2万円大台を前に上値が重く、目先は地政学的リスクが意識されるなか利益確定売りに下値を試す展開となった。証券株もその流れのなかで買いが入りにくい。また、最近の株価上昇とは裏腹に終日売買代金は2兆円台前半の日が多く、手数料収入に対する期待も萎んでおり、株価トレンド的にも全体相場に出遅れるかたちとなっている。
■広島銀行 <8379> 723円 -17 円 (-2.3%) 本日終値
広島銀行<8379>が3日ぶりに反落。大和証券が広島銀行についてリポートをリリースしている。同証券は、同社の16年3月期の最終利益は銀行計画並みを予想するものの、来年度は与信コスト悪化から減益になるとみている。ただ、同行のコア業務粗利益に占める非金利収益の構成比の高さ、およびROEの相対的な高さは評価ポイントと考え、目標株価は690円から740円へ引き上げられた。投資判断は「3」(中立)を継続している。
■サンデンHD <6444> 383円 -9 円 (-2.3%) 本日終値
サンデンホールディングス<6444>が反落。TIWでは、「流通システム事業で前年の大型案件剥落影響があった」としながらも、低水準に止まり、据え置かれた通期計画達成に懸念が残ることが株価の重石になると指摘。後半大幅に上向くと想定する流通システム事業予想がややチャレンジングと見て、会社計画未達を予想。レーティングを「2+」から「2-」に引き下げている。
■コナミホールディングス <9766> 3,015円 -70 円 (-2.3%) 本日終値
コナミホールディングス<9766>が6日ぶりに反落。ゴールドマン・サックス証券は24日、同社株の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。目標株価は2900円を継続した。今3月期のパッケージにおけるヒットやスマートフォン事業の拡大に伴い、同社IP(知的財産)のポテンシャルは織り込まれ、17年3月期のPERは22倍と同業他社の平均15倍を超える水準となり、「割安感は解消した」という。今後は高い収益水準の持続性が課題とみている。
■マツキヨHD <3088> 6,520円 -120 円 (-1.8%) 本日終値
マツモトキヨシホールディングス<3088>が反落し上昇一服。同社は、インバウンド効果で好業績期待から買われ続けているチャートとなっており株価は高値圏。国内大手証券の野村証券による、マツモトキヨシHDのリポートが確認されている。同証券では16年下期は化粧品回復の一巡で減速するが、インバウンド効果で単体は好業績、16年3月期上期は前年同期比92%増の営業利益と好調。好業績を背景にアナリストは目標株価を従来の5500円から6100円に引き上げ、レーティングは「ニュートラル」継続と紹介されている。
■石油資源開発 <1662> 3,460円 -55 円 (-1.6%) 本日終値
石油資源開発<1662>が4営業日ぶりに反落。きょうは、国内大手2証券が同社の目標株価を引き下げたことが確認されている。野村証券は同社について、原油安、ガス安、ビチューメン安を主因に16年3月期~18年3月期の経常利益予想を下方修正し、目標株価は3800円から3640円へ引き下げた。レーティングは「ニュートラル」を継続。中期的にはHangingstone拡張の生産開始、 Sakhalin1のArkutun-Dagiの増産で、原油(およびビチューメン)価格が上昇した場合の恩恵は拡大すると予想されるものの、両案件とも将来の利益寄与に不透明な面があり、積極的な投資スタンスは油価の底入れをある程度確認してからでも遅くはないとの見解を示している。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、目標株価を3860円から3560円へ引き下げているものの、カバレッジセクター内で同社の今後の株価パフォーマンスが相対的に上位になるとみて、レーティングは「オーバーウエイト」を継続。中期的に、カナダのオイルサンド事業の拡張工事が注目されるとしている。
■日本航空 <9201> 4,371円 -39 円 (-0.9%) 本日終値
JAL<9201>が5日続落。北米指標であるWTI原油物価格は前日に4日ぶり急反発しており、資源エネルギー関連株には追い風材料だが、対照的に原燃料コストの上昇懸念を背景に空運セクターにはネガティブ材料となる。また、パリの同時テロを契機に地政学的リスクが強く意識されていることも、空運株にはマイナスの思惑として働いている。
●ストップ高銘柄
Jストリーム <4308> 392円 +80 円 (+25.6%) ストップ高 本日終値
アンドール <4640> 434円 +80 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
イメージワン <2667> 470円 +80 円 (+20.5%) ストップ高 本日終値
ロゼッタ <6182> 4,550円 +700 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値
日本ラッド <4736> 659円 +100 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
LCAHD <4798> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース
24日、Jストリーム <4308> [東証M]が企業がテープで保管している映像をデジタルに変換する「映像資産デジタル化パック」の提供を開始したと発表したことが買い材料。「映像資産デジタル化パック」は、決算報告会や社内イベントなどの映像をデジタル化し、同社が提供する動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」にアップロードするサービス。テープ劣化の心配解消や保管場所の削減に加え、映像資産の検索性の向上やマルチデバイスでの視聴、セキュリティ機能による動画の視聴制限や管理を実現する。発表を受けて、サービス開始による今後の業績への貢献に期待する買いが殺到した。
■アンドール <4640> 434円 +80 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
24日、アンドール <4640> [JQ]が機械系汎用CADソフト「EASY DRAW (イージードロー) Ver.20」を今月28日から販売開始すると発表したことが買い材料。「EASY DRAW」は1994年に最初のバージョンを発売以来、プロ仕様の本格CADが初心者でも簡単に操作できるソフトとして、初心者からベテランまで幅広い層に高く支持されているロングセラー製品。最新バージョンはWindows10対応で、部品属性設定の拡張や隠線処理機能、部品表作成機能などを強化したとしている。発表を受けて、人気CADソフト最新版の販売開始による収益拡大に期待する買いが殺到した。
■野村ホールディングス <8604> 750.4円 -17.8 円 (-2.3%) 本日終値
野村ホールディングス<8604>、大和証券グループ本社<8601>などをはじめ証券株が総じて軟調。ここ急速に上値を追ってきた東京市場だが2万円大台を前に上値が重く、目先は地政学的リスクが意識されるなか利益確定売りに下値を試す展開となった。証券株もその流れのなかで買いが入りにくい。また、最近の株価上昇とは裏腹に終日売買代金は2兆円台前半の日が多く、手数料収入に対する期待も萎んでおり、株価トレンド的にも全体相場に出遅れるかたちとなっている。
■広島銀行 <8379> 723円 -17 円 (-2.3%) 本日終値
広島銀行<8379>が3日ぶりに反落。大和証券が広島銀行についてリポートをリリースしている。同証券は、同社の16年3月期の最終利益は銀行計画並みを予想するものの、来年度は与信コスト悪化から減益になるとみている。ただ、同行のコア業務粗利益に占める非金利収益の構成比の高さ、およびROEの相対的な高さは評価ポイントと考え、目標株価は690円から740円へ引き上げられた。投資判断は「3」(中立)を継続している。
■サンデンHD <6444> 383円 -9 円 (-2.3%) 本日終値
サンデンホールディングス<6444>が反落。TIWでは、「流通システム事業で前年の大型案件剥落影響があった」としながらも、低水準に止まり、据え置かれた通期計画達成に懸念が残ることが株価の重石になると指摘。後半大幅に上向くと想定する流通システム事業予想がややチャレンジングと見て、会社計画未達を予想。レーティングを「2+」から「2-」に引き下げている。
■コナミホールディングス <9766> 3,015円 -70 円 (-2.3%) 本日終値
コナミホールディングス<9766>が6日ぶりに反落。ゴールドマン・サックス証券は24日、同社株の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。目標株価は2900円を継続した。今3月期のパッケージにおけるヒットやスマートフォン事業の拡大に伴い、同社IP(知的財産)のポテンシャルは織り込まれ、17年3月期のPERは22倍と同業他社の平均15倍を超える水準となり、「割安感は解消した」という。今後は高い収益水準の持続性が課題とみている。
■マツキヨHD <3088> 6,520円 -120 円 (-1.8%) 本日終値
マツモトキヨシホールディングス<3088>が反落し上昇一服。同社は、インバウンド効果で好業績期待から買われ続けているチャートとなっており株価は高値圏。国内大手証券の野村証券による、マツモトキヨシHDのリポートが確認されている。同証券では16年下期は化粧品回復の一巡で減速するが、インバウンド効果で単体は好業績、16年3月期上期は前年同期比92%増の営業利益と好調。好業績を背景にアナリストは目標株価を従来の5500円から6100円に引き上げ、レーティングは「ニュートラル」継続と紹介されている。
■石油資源開発 <1662> 3,460円 -55 円 (-1.6%) 本日終値
石油資源開発<1662>が4営業日ぶりに反落。きょうは、国内大手2証券が同社の目標株価を引き下げたことが確認されている。野村証券は同社について、原油安、ガス安、ビチューメン安を主因に16年3月期~18年3月期の経常利益予想を下方修正し、目標株価は3800円から3640円へ引き下げた。レーティングは「ニュートラル」を継続。中期的にはHangingstone拡張の生産開始、 Sakhalin1のArkutun-Dagiの増産で、原油(およびビチューメン)価格が上昇した場合の恩恵は拡大すると予想されるものの、両案件とも将来の利益寄与に不透明な面があり、積極的な投資スタンスは油価の底入れをある程度確認してからでも遅くはないとの見解を示している。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、目標株価を3860円から3560円へ引き下げているものの、カバレッジセクター内で同社の今後の株価パフォーマンスが相対的に上位になるとみて、レーティングは「オーバーウエイト」を継続。中期的に、カナダのオイルサンド事業の拡張工事が注目されるとしている。
■日本航空 <9201> 4,371円 -39 円 (-0.9%) 本日終値
JAL<9201>が5日続落。北米指標であるWTI原油物価格は前日に4日ぶり急反発しており、資源エネルギー関連株には追い風材料だが、対照的に原燃料コストの上昇懸念を背景に空運セクターにはネガティブ材料となる。また、パリの同時テロを契機に地政学的リスクが強く意識されていることも、空運株にはマイナスの思惑として働いている。
●ストップ高銘柄
Jストリーム <4308> 392円 +80 円 (+25.6%) ストップ高 本日終値
アンドール <4640> 434円 +80 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
イメージワン <2667> 470円 +80 円 (+20.5%) ストップ高 本日終値
ロゼッタ <6182> 4,550円 +700 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値
日本ラッド <4736> 659円 +100 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
LCAHD <4798> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース