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【通貨】明日の為替相場見通し=123円台の値固め継続か

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、123円台の値固めが続きそうだ。予想レンジは1ドル=122円80~123円80銭。きょうは、昼過ぎに日銀金融政策決定会議の結果が発表され、市場予想通り金融政策は現状維持とされた。この結果を受け、ドル売り・円買いが強まり一時123円10銭前後まで円高が進む場面があったが、その後は123円20銭前後での一進一退となった。注目イベントの日銀会合を通過し、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が12月利上げに前向きな内容だったことから、今後は一段と米国の経済情勢に関心が集まりそうだ。今晩は11月米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数が発表されるほか、10月CB景気先行総合指数などの発表がある。強めの数字が発表されれば、再度123円台中盤へのドル高・円安が進む可能性がある。また、ユーロの反発がどこまで続くかも注目されそうだ。(岡里英幸)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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