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【材料】ウエストHDが急反落、再生エネ接続申し込みの回答保留響き15年8月期業績と配当予想を下方修正

 ウエストホールディングス<1407>が急反落。14日の取引終了後、15年8月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の685億6200万円から482億6700万円(前期比18.0%減)へ、営業利益を同100億7600万円から55億5300万円(同39.3%減)へ、純利益を同61億2800万円から30億8400万円(同43.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
 再生可能エネルギー発電設備の接続申し込みに対して、複数の電力会社で回答保留が生じたことに対して、条件付きで系統接続の回答が再開されたものの、新たに設置を考えている発電事業者のマインドにマイナスの影響を与え、事業環境を悪化させたとしている。また、業績予想の修正に伴い、従来50円を予定していた期末一括配当を35円に引き下げるとあわせて発表したことも悪材料視されている。
 なお、同時に発表した第2四半期累計(9~2月)決算は、売上高234億3800万円(前年同期比15.1%減)、営業利益29億7300万円(同31.7%減)、純利益15億7200万円(同40.2%減)だった。

ウエストHDの株価は9時50分現在952円(▼171円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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