日基技 <
1914> が11月13日後場(13:00)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比10倍の7.1億円に急拡大し、従来予想の4.9億円を上回って着地。
併せて、通期の同利益を従来予想の4.9億円→9.8億円(前期は10.2億円)に98.0%上方修正し、減益率が51.8%減→4.6%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比71.8%減の2.7億円に大きく落ち込む見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の3.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.1%→5.2%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
第2四半期(個別業績)個別業績につきましては、手持ち工事の進捗が当初の想定を上回ったことにより、売上高は前回予想を1,014百万円増加しました。また、利益面につきましては、売上高の増加および完成工事利益率が向上したことにより、前回予想に比べ経常利益は287百万円、四半期純利益は92百万円増加しました。(連結業績)個別修正理由により、前回予想に比べ経常利益は
»続く
213百万円、四半期純利益は97百万円増加しました。通期(個別業績)売上高は、前回予想に比べて810百万円の増加が見込まれます。また、利益面については、売上高の増加および営業外損益の好転により経常利益は435百万円、当期純利益は285百万円の増加が見込まれます。(連結業績)個別修正理由に加え、連結子会社の工事採算性の向上等により、連結業績予想を修正するものです。なお、前期実績の当期純利益、個別業績1,431百万円、連結業績1,647百万円には東京本社、大阪本社ビルの売却益1,096百万円が含まれています。