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【通貨】外為サマリー:155円60銭前後で推移、ドル高・円安基調は続くとの見方優勢

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円62銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=167円19銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前8時40分時点では155円40銭台で推移していたが、午前9時にかけ155円30銭台にドル安・円高が進行。日銀が公表した4月25~26日開催分の「金融政策決定会合における主な意見」では、円安と原油高による物価の上振れリスクなども指摘され、日銀の金融政策の正常化に向けた動きも警戒された。ただ、当面は日米金利差拡大によるドル高・円安基調は続くとの見方は多く、午前9時50分過ぎには一時155円70銭まで値を上げ、午後にかけても155円60銭台を中心とする一進一退が続いた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0743ドル前後と同0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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