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【市況】日経VI:低下、株価底堅く警戒感が後退

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比-0.58(低下率2.88%)の19.54と低下した。なお、高値は19.83、安値は18.73。今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。日経225先物は昨日390円下落するなど、このところやや上値が重くなっており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが意識されつつあった。こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が上値は重いものの下値の堅い展開となったことから、市場では安心感が広がった。午後は日経225先物がやや伸び悩み、日経VIは低下幅を縮小したが、終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《SK》

 提供:フィスコ

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