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【市況】【↓】日経平均 大引け| 続落、米株安を嫌気も押し目買いで下げ渋る (3月6日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  39792.37
高値  40147.77(14:19)
安値  39769.04(09:00)
大引け 40090.78(前日比 -6.85 、 -0.02% )

売買高  18億3441万株 (東証プライム概算)
売買代金  5兆1232億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続落も下げ幅はわずか、押し目買い需要活発
 2.米株市場は大手IT株売られ、NYダウなど主要株価大幅安
 3.半導体主力が下げるも電力や不動産など内需株が買われる
 4.日経平均は寄り直後300円超の下げ、その後プラ転場面も
 5.中小型株人気で全体の7割超が上昇、売買代金も活況続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比404ドル安と大幅に続落した。中国でスマホ販売減が伝わったアップル<AAPL>が下落し指数を押し下げた。

 東京市場では、朝方は主力株を中心に広範囲に売りがかさみ日経平均株価は下値を試したが、その後は押し目買いで下げ渋り上昇に転じる場面もあった。

 6日の東京市場は主力株に利益確定売りが出て、日経平均は軟調なスタートとなった。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って下落、マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>をはじめ大手IT株が売り込まれ、全体指数を押し下げた。これを受けて東京市場でも、半導体主力株などに売りを誘導する形となり、日経平均は朝方寄り付き直後に300円を超える下げをみせた。しかし、下値では押し目買いが入り、その後は一貫して戻り足となった。半導体関連の一角が頑強な値動きを示したほか、電力や不動産株など内需株が堅調で全体相場を支えた。中小型株を中心に個別株の物色意欲は旺盛で、全体の7割を超える銘柄が上昇した。プライム市場の売買代金は本日も5兆円台に乗せるなど相変わらず活況を呈している。

 個別では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>が安く、川崎汽船<9107>も売りに押され、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。TDK<6762>の下げも目立つ。さくらインターネット<3778>が利益確定売りに押され、キーエンス<6861>も下値を探る展開に。日立製作所<6501>、任天堂<7974>も冴えない。フジ・コーポレーション<7605>、サンケン電気<6707>は大幅安。
 反面、三井E&S<7003>が売買代金首位となり株価も一時ストップ高に買われる人気。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも堅調。SCREENホールディングス<7735>も上昇した。三菱重工業<7011>が上昇、ニトリホールディングス<9843>も買いが優勢だった。クロスキャット<2307>がストップ高で値上がり率首位となり、ツムラ<4540>、アインホールディングス<9627>も値幅制限いっぱいに買われた。フォーカスシステムズ<4662>も一時ストップ高を演じた。三井ハイテック<6966>も活況高。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ニトリHD <9843>、スクリン <7735>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約71円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、TDK <6762>、SBG <9984>、レーザーテク <6920>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約136円。

 東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)繊維製品、(3)電気・ガス業、(4)不動産業、(5)パルプ・紙。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)精密機器、(3)電気機器、(4)サービス業、(5)空運業。

■個別材料株

△Fスターズ <3687> [東証P]
 LLMの研究開発プロセスを高速化するクラウドサービスを提供開始。
△モビルス <4370> [東証G]
 テクマト <3762> による株式追加取得で資本提携関係を強化。
△スマレジ <4431> [東証G]
 2月度クラウドPOSレジ有料プラン登録店が増加基調。
△フォーカス <4662> [東証P]
 AI関連の好実態株として脚光。
△ヤマシナ <5955> [東証S]
 eVTOL開発企業と技術提携契約を締結。
△三井ハイテク <6966> [東証P]
 24年1月期業績の計画上振れを評価。
△Bマインド <7343> [東証G]
 27年3月期まで配当性向100%の目標をポジティブ視。
△J・TEC <7774> [東証G]
 東証の貸借銘柄選定で流動性向上の期待膨らむ。
△ゴルドウイン <8111> [東証P]
 米オールバーズと日本国内での独占販売契約締結。
△アインHD <9627> [東証P]
 オアシスが9.60%保有で思惑働く。

▼ダイサン <4750> [東証S]
 24年4月期営業を一転して赤字に修正。
▼フジコーポ <7605> [東証P]
 第1四半期の減益決算を嫌気。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)クロスキャト <2307>、(2)ツムラ <4540>、(3)フォーカス <4662>、(4)アインHD <9627>、(5)ブレーキ <7238>、(6)Fスターズ <3687>、(7)ソースネクス <4344>、(8)三井ハイテク <6966>、(9)レオパレス <8848>、(10)イリソ電子 <6908>。
 値下がり率上位10傑は(1)フジコーポ <7605>、(2)サンケン <6707>、(3)エラン <6099>、(4)ブレインP <3655>、(5)レーザーテク <6920>、(6)エンプラス <6961>、(7)マーキュリア <7347>、(8)TDK <6762>、(9)アスクル <2678>、(10)さくらネット <3778> 。

【大引け】

 日経平均は前日比6.85円(0.02%)安の4万0090.78円。TOPIXは前日比10.74(0.39%)高の2730.67。出来高は概算で18億3441万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1200、値下がり銘柄数は401となった。東証グロース250指数は775.76ポイント(8.32ポイント高)。

[2024年3月6日]


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