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【特集】【今週読まれた記事】期待充分の日経平均、好悪材料に注目集中

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月23日から3月1日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 日経平均株価は5週続伸。ここ急ピッチの上昇が続くなか、史上最高値更新によって目先達成感が出ることも想定されましたが、意外なほどの底堅さで3万9000円台をキープ。週末には4万円に迫る大幅高となり、前週末比812円高の3万9910円で今週の取引を終了しました。当然どこかで調整はあるはずですが、長期的に見て期待充分の力強い相場となっています。

 34年前のバブル相場時と異なり、現在の株価水準が“更に上昇余地がある”といえるのは何故でしょうか。<相場観特集>で今後の見通しを伺ったアイザワ証券 投資顧問部 ファンドマネージャーの三井郁男氏は、現在の日本株市場を「企業の稼ぐ力をもとにした『実体を伴った株高』」と評価。実体経済の好調さが基盤となっていることを指摘し、「夏場にかけて日経平均は4万2000円を上回る水準まで上昇してもおかしくはない」と予想しています。

 株探では日経平均が34年ぶり高値を更新した22日、緊急特集を2本配信しました。「【緊急特集】①エヌビディア吠える! 爆騰・日経平均34年ぶり最高値の裏側<株探トップ特集>」は、最高値更新のトリガーとなったエヌビディア決算と生成AIを巡る半導体需要の現在と未来について詳しく解説。「【緊急特集】② 日経平均最高値更新、『5万円突破』の未来へ問われるニッポンの覚悟<株探トップ特集>」では、バブル崩壊から現在に至る日本経済復活の軌跡を踏まえ、ここから更なる高みを目指すために必要な課題をまとめました。両記事とも多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。

 日経平均の史上最高値更新は、日本にとっては悲願の達成であっても、海外投資家にとってはさほど重要なことではないかもしれません。ドル建てで見た日経平均は、2021年1月に277.76ドルまで上昇し既に史上最高値を更新しているため、“ここがピークかもしれない”という感覚は無いのではないでしょうか。「ここは東京市場のリード役を務める外国人投資家好みの銘柄を積極的に狙っていきたい」と、海外投資家の動きに追従するスタイルを提案するのは大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 豊穣のベースに育つ東京市場、外国人好みの銘柄に照準!」の北浜氏。外国人持ち株比率が高い銘柄から有望銘柄を挙げ、ランキング6位を獲得しました。

 相場コラムは今週も多くのアクセスを獲得しています。“企業改革の余地が残る=株価上昇の余地がある”という「01銘柄」から期待株を選定した「【杉村富生の短期相場観測】 ─日経平均株価がついに、バブル時の史上最高値を奪回!」も安定のトップ10入り。そのほか以下の全ての記事がランキング上位入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】株式市場は未踏の領域へ!出遅れ見直し&配当志向の物色が強まるか
  武者陵司「史上最高値、妥当株価はハイテク産業大復活により飛躍する」
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「祝!34年ぶり史上最高値更新」

  三井郁男氏【史上最高値を連日更新、株高はどこまで続くか?】 <相場観特集>


 今週は中小型株の指標である東証グロース250指数も反発。日経平均寄与度の高い大型株中心の相場から、徐々に中小型材料への関心も高まっています。今週のアクセスランキング首位に輝いたのは【明日の好悪材料】。日々発表される膨大な材料をすべてチェックするのは大変な作業です。【明日の好悪材料】は引け後に発表された材料をまとめて一覧にした株探の看板記事。この記事を読むだけで翌日の準備は万端です。「★本日の【サプライズ決算】」と共にぜひご活用ください。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月22日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月26日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月27日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月28日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月29日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月26日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月27日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月28日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (02月29日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月01日)

 ランキング2位を獲得したのは「配当シーズン迫る、3月配当【高利回り】ベスト50 『プライム』編 <割安株特集>」。3月末に配当基準日を迎える高配当利回り銘柄をリストアップして多くのアクセスを獲得しました。「配当シーズン迫る、3月配当【高利回り】ベスト50 『スタンダード他』編 <割安株特集>」もトップ10入りと、大きな注目を集めました。

 高配当銘柄特集は「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 2月28日版」も上位入り。「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。

  10万円以下で買える、財務健全&低PBR 24社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、財務健全&低PBR 37社【スタンダード】編 <割安株特集>

 スクリーニング記事では、10-12月期(第3四半期)に経常利益が前年比で“倍増”した企業にスポットを当てた「23年10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第2弾〕 33社選出 <成長株特集>」が5位にランクイン。「23年10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第3弾〕 35社選出 <成長株特集>」も、週後半の木曜日配信にもかかわらず上位入りとなりました。


 現在の株価上昇局面をリードしているのは、言うまでもなく半導体関連銘柄です。生成AIの登場によって驚異的な業績を上げているエヌビディア<NVDA>をシンボルストックとして、巨大な需要を背景にした資金の流入が続いています。国内においても“日の丸半導体”復活を懸けた「ラピダス」の設立、世界トップの半導体受託企業TSMC<TSM>の熊本への工場誘致などが大きく注目されています。今週のアクセスランキングには、過去に配信したこれらの特集記事が掘り返され上位入りしました。配信当時の状況と現在を比較して読み直すと新たな発見があるかもしれません。

  ラピダスが鳴らす復活の鐘、超買い場の「日の丸半導体・特選6銘柄」 <株探トップ特集>
  燃える火の国「熊本関連」、TSMC進出で株高旋風に舞う地元銘柄 <株探トップ特集>

 投資テーマ関連では、株高による金融資産の増加によって消費活動が活発になることを期待し、「高額消費」関連の銘柄を追った「『失われた30年』ついに奪還、雄叫び上げる『高額消費』関連株 <株探トップ特集>」が14位にランクイン。そのほか以下の記事が上位入りとなっています。

  トヨタ時価総額60兆円目前!「日本車大復権」で飛躍する銘柄リスト <株探トップ特集>
  日の丸EV逆襲へ秒読み、車載電池市場の最前線走る「全固体電池」関連株 <株探トップ特集>
  小売りDX革命本番へ、「リテールテック関連株」成長の新ステージ <株探トップ特集>
  著作権市場で大脚光、「音楽ビジネス」関連株が株高の旋律に乗る <株探トップ特集>

  「全固体電池」が8位、日本勢EV巻き返しのカギ握る技術<注目テーマ>


 今週の株探プレミアム専用コラムは3記事を配信しました。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第131回、「『中国株より日本株』で、恩恵を受けそうな銘柄を探せ」。中国国内の不動産市況の悪化やデフレ懸念により上海総合指数は軟調推移が続いています。一方、日経平均株価はバブル期以来の高値を更新するなど両国の株価は逆相関の関係性が見られ、日本株への資金シフトが起きている可能性が考えられる状況です。そこで大川氏は今回、中国株が売られる局面で底堅い上昇を見せる“上海総合指数と逆相関の銘柄”を徹底検証。時価総額を1000億円以上に絞り、悪天候が続く中国株の“避難所”として海外勢が好む銘柄を2ページ目にランキング形式として公開しています。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

 2記事目からは「調査!24年の日本株戦略」のアンケート回答者へのインタビューを元にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」シリーズを配信。「日経平均は4万6000円台へ、と負け知らずの億り人が見るワケ」で登場するのはFXやCFD(差金決済取引)を中心に資産を膨らませ、2004年からほぼ負け無しで億り人となったすご腕トレーダーの“なつみ そら”さん(ハンドルネーム)です。初回では株価の“節目”に注目した独自の理論を武器に、着実にリターンを稼いできたそらさんの基本的な投資スタイルについて紹介します。

 3記事目の「おや、どうして? 口座残高での異変察知から発見した勝ち技」では、18枚ものモニターを用いて日経平均を複数の時間足で記録するなどプロ顔負けの設備&努力で情報収集に心を燃やすそらさんの“黄金ルーティン”を解説。そらさんが投資で人一倍の熱意を燃やすワケと、投資ビギナー時代に経験した苦い教訓から学んだ“勝ち技”にも触れながら投資技術の成長過程と成功への道のりを探ります。

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