ソフトバンクGは大きく売り優勢に傾く、ナスダック500ポイント超の急落を嫌気
ソフトバンクグループ<9984>が大きく売り優勢、ウリ気配スタートとなりフシ目の5000円台を割り込んだ。3月中旬以降、同社の株価は急速に戻りに転じ、自社株買いなどへの期待を背景に4月5日には5984円の年初来高値をつけたが、その後は上値が重くなり今週に入って下放れる格好となった。米国株市場では中国景気の減速懸念を背景に下落基調を強めており、特にハイテク株比率の高いナスダック市場の下げがきつい状況となっている。前日にナスダック総合株価指数は500ポイントを超える急落で2020年12月以来約1年4カ月ぶりの安値に売り込まれた。米ハイテク株へ積極投資するソフトバンクGはナスダック市場の動向と株価連動性が高く、足もとで下値リスクが改めて意識されている。
出所:MINKABU PRESS
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