信用
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9888 UEX

東証S
1,104円
前日比
-6
-0.54%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.4 0.72 4.98
時価総額 132億円
比較される銘柄
白銅, 
岩谷産, 
南陽
決算発表予定日

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<動意株・9日>(前引け)=タカトリ、キッズバイオ、ログリー、UEX

 タカトリ<6338>=上値追い鮮烈。青空圏を快走、異彩を放つ上昇パフォーマンスで市場の視線を集めている。世界的な脱炭素への取り組みを背景に、キーデバイスとしてパワー半導体の需要が急増している。そのなか、メーカーの次世代パワー半導体への投資も加速しており、同社の、シリコンカーバイド(SiC)材料用マルチワイヤーソーへの受注が相次いでいる。同商品分野では同社は世界屈指のニッチトップ企業として存在感を示しており、足もとの業績も会社側の想定を上回って急拡大している。そうしたなか今週11日に22年9月期の決算発表を控えており、これを視野に入れた売り買いが交錯している。株式需給面では「外資系証券経由の空売りが高水準でその買い戻しが株価に浮揚力を与えている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。

 キッズウェル・バイオ<4584>=買い人気集中でストップ高。北海道大学発の創薬ベンチャーでバイオ後続品のほか再生医療などにも展開する。投資先行型企業で足もとの業績は赤字が続いているが、8日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算は営業損益が1100万円と黒字化した。これを材料視する形で投資資金が攻勢をかけている。なお、同社は今週明け7日に浜松医科大学との協働で進めていた次世代型SHEDを用いた脳腫瘍に対する新規治療法に関する論文を発表し、良好な研究成果が示唆されたことを発表、これを受け急騰した経緯がありマーケットでも注目度が高まっていた。

 ログリー<6579>=大幅高で3日続伸。同社は8日、文藝春秋(東京都千代田区)と戦略的パートナーシップを結んだと発表しており、これが材料視されているようだ。文藝春秋は2017年からログリーのネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」を利用しており、このほど取り組み強化に伴う契約を締結。具体的には、今月から「文春オンライン」「CREA WEB」「Number Web」の3つのサイト内に設置するレコメンド広告枠で、LOGLY liftが独占パートナーとして採用された。

 UEX<9888>=物色人気に4ケタ大台急接近。8日取引終了後、23年3月期上期(22年4~9月)の決算を発表、営業利益は前年同期比3.3倍の22億100万円と大幅な伸びを達成した。同社はステンレスに特化した鉄鋼商社だが、高付加価値商品の拡販努力に加え、原料コスト上昇に伴うメーカーの値上げに対応した販売価格の改定も利益に貢献した。PER5倍前後と超割安圏にあり、前期実績ベース換算で4.4%前後の高配当利回りも魅力となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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