貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9202 ANAホールディングス

東証P
3,060.0円
前日比
+28.0
+0.92%
PTS
2,997円
23:58 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.1 1.38 1.63 26.63
時価総額 14,819億円
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<動意株・25日>(大引け)=BML、トーセ、双葉電など

 ビー・エム・エル<4694>=後場上げ幅拡大。午後2時ごろ、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が1770億円から1860億円(前の期比34.2%増)へ、営業利益が425億円から488億円(同2.4倍)へ、純利益が280億円から337億円(同2.5倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の影響により、第4四半期に新型コロナウイルス関連検査の受注が高止まりし、想定を上回って推移したことが要因としている。

 トーセ<4728>=ストップ高。この日に行われた第2四半期決算説明会で、明日午前10時から京都市及びANAホールディングス<9202>、そのグループ会社のANA NEOとメタバース事業に関する連携協定の締結式を実施する予定であると発表しており、これが好材料視されたようだ。

 双葉電子工業<6986>=反発。午前10時ごろ、新たにリチウムイオンキャパシタ(LiC)・リチウムイオン電池(LiB)用タブリードを開発したと発表しており、これが好材料視されている。タブリードは、ラミネート型LiC・LiBの内部から電気を取り出すための端子。世界的な脱炭素の流れから電気自動車(EV)への需要が高まるなか、LiC・LiBの市場拡大に合わせてタブリードの需要も急拡大していることから、長寿命かつ高い信頼性を有するタブリードの開発を実現したという。なお、4月中に量産を開始するとしている。

 東京製鐵<5423>=逆行高。前週末22日に発表した23年3月期の増収減益予想を受けて朝方は一時マイナス圏に沈む場面があったものの、あわせて発表した今期増配や自社株買いを好感する形で徐々に買い優勢の展開となり大幅高。今期の売上高は前期比47.7%増の4000億円、営業利益は同5.6%減の300億円の予想。鋼材市況の好調が引き続き追い風となる一方、主原料である鉄スクラップの価格高騰に対するコストダウン施策の取り組み具合が利益に影響する見通し。配当予想は前期比5円増の30円(中間・期末15円)を見込んでいる。あわせて発表した自社株買いでは、上限を280万株(発行済み株数の2.42%)、または30億円とした。取得期間は25日~12月31日。

 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>=反発。同社は22日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業損益の見通しを従来の16億円の黒字から29億円の黒字(前の期は22億6000万円の赤字)に引き上げた。売上高の見通しも従来の5422億円から5768億円(前の期比7.4%増)に上方修正。新型コロナウイルス関連商品の販売やレンタルが好調だったほか、新型コロナワクチンの配送受託による売り上げや利益の計上が主な要因だとしている。

 エレマテック<2715>=商い伴い大幅高。同社は電子デバイス商社で、車載向けや5G関連分野などでの旺盛な需要を捉え、業績成長路線を走っている。前週末22日取引終了後に発表した22年3月期の決算は営業利益が前の期比53%増の83億4600万円と急増し過去最高利益を更新した。好業績を背景に、年間配当も従来計画から10円増額した53円(前の期実績は36円)と株主還元も強化している。続く23年3月期業績予想も好調を継続、営業利益は前期比7%増の89億5000万円を予想、また配当は前期実績から更に7円増配となる60円を計画しており、これがポジティブサプライズとなり、投資資金を呼び込んだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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