空運株が買い優勢、原油価格反落と燃油サーチャージ引き上げを材料視
日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>など空運株に買いの矛先が向いている。原油価格高騰を背景に燃油コスト上昇が収益面にデメリットを与えるとの思惑からここ上値の重い展開にあったが、前日は原油市況が大幅下落したこともあって目先売り圧力が低減している。また、JALは前日に日本発の旅客を対象にした燃油サーチャージについて6~7月発券分の大幅な引き上げを国土交通省に申請したことを発表しており、これが今後の業績にプラスに働くとの思惑も投資資金を引き寄せる形となっている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS