貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9009 京成電鉄

東証P
5,927円
前日比
+57
+0.97%
PTS
5,900円
23:43 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.5 2.13 0.61 14.12
時価総額 1219億円
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 京成電鉄


●京成電鉄 <9009>  【目標株価】3500円(6日終値2971円)

「インバウンド復活に期待」

 京成電鉄 <9009> に注目したい。同社は成田空港と都心を結びインバウンド需要の影響を大きく受ける。足もとの円安は追い風であり訪日客数は依然、着実な伸びが期待できる。17年3月期の予想連結営業利益を、従来予想の270億円から282億円(前期比0.1%減)に増額修正。来期以降は成田空港のLCC(格安航空会社)便増加などの追い風が吹く。持ち分法適用会社のオリエンタルランド <4661> の収益寄与も見込める。

 私鉄株のなかでも、インバウンド関連の寄与度は高く、再評価余地は大きい。先行き昨年2月の高値3420円更新からの一段高が期待できる。

●ニチユ三菱 <7105>  【目標株価】950円(6日終値815円)

「積極的中期経営計画を評価」

 ニチユ三菱フォークリフト <7105> に注目。同社は16年12月8日、2021年3月期を最終年度とする4ヵ年の中期経営計画を発表した。それによると、最終年度に連結売上高4600億円(仮想連結ベースの17年3月期予想4200億円)、のれん償却前営業利益320億円(同189億円)を目指す新中期経営計画を発表した。

 同社は「マルチブランド/グローカル戦略による成長」、「成長を支える経営基盤の強化」を基本方針に定め、世界トップクラスの総合物流メーカーを目指す。具体的には、バッテリー車に強みを持つニチユ三菱と、17年1月に100%子会社化したエンジン車と大型車で強みを発揮するユニキャリアの統合で、製品力の強化が見込めるほか、販路拡大による事業規模拡大、拠点の再編や調達コストの低減も想定している。

 同社の株価は、10月12日に564円安値をつけて以降、25日移動平均線を支えに順調な上昇軌道を継続している。ただ、直近の東証信用倍率は0.21倍と取組妙味も買い支援材料といえる。


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