貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9006 京浜急行電鉄

東証P
1,239.0円
前日比
-12.5
-1.00%
PTS
1,240円
19:43 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.1 1.18 1.13 55.75
時価総額 3,417億円
比較される銘柄
東急, 
京阪HD, 
京王
決算発表予定日

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<動意株・1日>(大引け)=サンオータス、加藤製、ヘッドウォなど

 サンオータス<7623>=後場急伸しストップ高。午後2時、経済産業省の「新事業特例制度」をもとに、電動キックボードシェアリングの実証を神奈川県の湘南・三浦地区で1日から開始したと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。すでにシェアリングサービスを展開する横須賀市地区とあわせ、実施エリアを拡大する。エリア全域で相互乗り入れが可能な専用ステーションは22カ所となっており、引き続き自治体などとの連携や、京浜急行電鉄<9006>との連携協定に基づき、順次増設を計画しているという。

 加藤製作所<6390>=上値追い鮮烈。前週末につけた昨年来高値1030円を払拭、再び新値街道に突入した。建設用クレーンのトップメーカーで中国などアジア向けの需要開拓も進めている。きょう発表された2月の中国製造業PMIが想定を上回る好調で、中国経済の回復期待が高まった。中国では全国人民代表大会を控え、景気刺激策などが期待されており、その関連銘柄の一角として同社株にも物色の矛先が向いている。同社株はここ急速に株価水準を切り上げているが、PBRが0.2倍台と依然として極めて割安圏にあり、一段の水準訂正高に対する思惑が物色人気を増幅させている。

 ヘッドウォータース<4011>=上昇加速でストップ高。28日の取引終了後、企業向けのGPTサービスラインアップの拡充について発表した。これを材料視した買い注文が集まったようだ。同社のマルチAIプラットフォーム「SyncLect(シンクレクト)」と、チャット分析ソリューション「Chat Analyzer(チャットアナライザ)」について、米オープンAIとマイクロソフト<MSFT>とのパートナーシップによるサービス「Azure OpenAI Service」に対応させる。ChatGPTでも利用されているGPT-3文章生成モデルをシンクレクトに連携することで、企業向けのウェブシステムやアプリケーションなどに対し早期に組み込むことが可能になるとしている。また、企業内チャットデータをGPTモデルへ追加学習させることにより、チャットボットが人手によるデータ登録なしで応答することもできるようになるという。

 東邦金属<5781>=大幅続伸。一時12%高の1326円まで駆け上がる場面があった。タングステンやモリブデンの希少金属の複雑加工を主力に手掛け、特殊電極などでも高い実績を有する。独自技術力に定評があり、核融合科学研究所と協業で研究開発を進める。共同開発した異種金属接合技術を発展させ、黒鉛とモリブデン合金の接合を可能とする新技術の開発に注目が集まっている。これは核融合炉の実現に貢献する研究領域であり、直近28日に開催された政府の有識者会議を受け、核融合発電政策の進展に対する期待が高まっていることが同社の株価を改めて刺激している。なお、直近21日付で増し担保規制がかかっているが、既に調整は一巡しており、テクニカル的にも切り返しのタイミングにあった。

 日本ギア工業<6356>=新値街道走る。1月25日に23年3月期業績予想の上方修正を発表し翌26日にストップ高に買われる人気となったが、その後も目先筋の利益確定売りを完全にこなして上値を買い進む動きが鮮明、連日の昨年来高値更新と気を吐いている。電力分野向けなどを中心に歯車装置事業を主力展開するが、価格改定効果もあって利益の伸びが顕著だ。23年3月期営業利益は前期比6.3倍の7億4000万円と急拡大する見通し。更に同社は原子力発電所向けバルブ・アクチュエーターで高い商品シェアを誇っており、岸田政権の原発の長期利用に前向きな政策スタンスを背景に関連有力銘柄として根強い買いが続いている。
 
 メタリアル<6182>=上げ足強める。同社は人工知能(AI)を活用した自動翻訳サービスの提供などを行うが、メタバース分野への展開に積極的。28日取引終了後、AIを用いて既存の2D映像を3次元化してメタバース空間上に投影する技術「DiveVerse(ダイブバース)」を開発したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。株価は今週27日に急動意をみせたのち上昇一服となっていたが、きょう改めて上げ足を強めている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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