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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8798 アドバンスクリエイト

東証P
1,024円
前日比
-2
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
25.0 5.18 3.42 18.07
時価総額 231億円
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アドバンクリエ Research Memo(7):財務内容は健全、店舗投資によりリース債務が増加


■アドバンスクリエイト<8798>の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2022年9月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比152百万円増加の11,960百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では売上債権が678百万円増加した一方で、現預金が1,078百万円、未収入金が310百万円それぞれ減少した。現預金の減少は税金支払いが増加したことや配当金支出、自己株取得を行ったことなどが主因となっている。また、固定資産では直営4店舗の増床・リニューアルを進めたことでリース資産が251百万円増加したほか、ソフトウェアが86百万円増加した。

負債合計は前期末比30百万円減少の5,054百万円となった。流動負債では未払金が184百万円、未払法人税等が156百万円それぞれ減少した。また、固定負債では社債が100百万円減少した一方で、長期借入金が196百万円、リース債務が259百万円それぞれ増加した。有利子負債(リース債務含む)は、主にリース債務の増加によって長短合わせて379百万円増加している。また、純資産合計は前期末比183百万円増加の6,906百万円となった。配当金の支払い338百万円や「従業員持株会支援信託ESOP」制度の再導入により、同信託が同社株式を取得したことなどに伴う自己株式の取得174百万円(減少要因)があった一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益770百万円を計上したことによる。

経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は前期末の56.9%から57.7%と若干上昇した。有利子負債比率は同20.0%から25.0%に上昇したものの、ネットキャッシュ(=現預金-有利子負債)は黒字をキープしており、財務面での健全性は維持されているものと判断される。店舗投資については2022年9月期で一巡するため、2023年9月期以降は財務内容もさらに良化していくものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《EY》

 提供:フィスコ

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