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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8739 スパークス・グループ

東証P
1,846円
前日比
+61
+3.42%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.50 3.58 46.14
時価総額 774億円
比較される銘柄
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アストマクス
決算発表予定日

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【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2020年3月期決算(3/3)


このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2020年3月期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。3本に分けたコンテンツの3本目です。

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Q3 スパークスのポスト・コロナ戦略について教えてください。
コロナ感染による異常事態は本当に大変ですが必ず終わりが来ます。皆さんもご承知のように、人類の歴史はウィルスとの戦いの連続でした。時に大きな犠牲を払いながらも、私たちの祖先は常にウィルスとの戦いに勝利してきました。新型コロナウイルスとの戦いも私たちが必ず勝利して、一年半か二年後には、私たちはコロナ感染の恐怖から解放されて日常生活の殆どを取りかえし、新しい世界に向かって進み出していると思います。

だからこそ今、目の前の問題に翻弄されることなく、ポスト・コロナの世界の形をしっかりイメージして、投資家として次の飛躍の為の戦略をじっくりと考える時だと思います。

ポスト・コロナの新しい社会を展望して3つのことに注目しております。一つ目は世界の経済が短期的に大幅に落ち込むことによって財政の規律が消失しつつあること、二つ目は中国の市場経済への参入の結果、中国などの低賃金の地域をベースに出来上がったサプライチェーンのグローバルな再編成・再構築が起こるであろうこと、三つ目は中国の台頭、アメリカの個人の消費に依存してきた世界経済の成長エンジンが大幅にパワーダウンし、新しいエンジンを探していかなければならないことだと思います。その過程で、日本の相対的な競争優位性が際立ってくるというのが私が考えていることです。

また、この異常事態によって私たちの社会は非接触型社会とも言える新しい形に急速に変化しております。そこにおいて、新しいテクノロジー、例えば、5G、AIの技術を活用して、教育、医療、自動運転など、世界はあらゆる分野で非接触型社会に動き出します。次のサプライチェーンの再構築を担い成長のエンジンとして動き出すのは日本です。日本を軸にアジアの立ち位置を含めた新たなサプライチェーンを構築する時代が始まると思っております。

こうしたビジョン、仮説をもって、世界の投資家に信頼される資本の水先案内人としてこれまで以上に時代の役割を高い志をもって取り組んでまいりたいと思います。

結びの言葉

この新型コロナウイルスの問題は世界の問題であり、日々たくさんの方々が罹患(りかん)し、さらには多く方が犠牲になっていることに心を痛めております。
ある株主の方から激励のお手紙もいただきました。
私たちも新型コロナウイルスに負けずに頑張っていきたいと思います。
皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。
《ST》

 提供:フィスコ

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