日本アジア投資---投資先のネーブル・ジャパンが「DESIGNART TOKYO」に出展
日本アジア投資<8518>は30日、第三銀行とともに投資するネーブル・ジャパンが、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2020」で発表した『KEITA SUZUKI Exhibition 2020』展にて展示販売したことを発表。
ネーブル・ジャパンは、三重県松阪市の地域創生を目指す商社で、地域の物品や産業の、マーケティングやブランドづくりを手掛けている。
今回販売されたのは、デザイナー・発明者の横濱金平氏によるサウンドシステムの新ブランド「KINPEI(キンペイ)」の作品で、樹齢約300年以上の伊勢神宮の御山杉を用いて限定生産されたもの。横濱氏は、音のエネルギーを集中させて強いエネルギーに変えた後に木全体を共振させる、という技術を開発し、国内で特許を取得し海外でも特許を出願中。この技術を活用した木製サウンドシステムは、木全体から音を出すことで、障害物に遮られずに遠くまで音を届けることができる。デザインは、グッドデザイン賞で最年少審査委員を務めたプロダクトデザイナーの鈴木啓太氏が横濱氏と共に手掛けている。
日本アジア投資は、第三銀行を始めとして各地の地域金融機関と関係構築を強化しており、ネーブル・ジャパンへの投資もその一環として行った。今後はこれらの地域金融機関の顧客のニーズと、同社の人材・経験・ネットワークを掛け合わせ、新しいビジネス機会を創造していく方針とのこと。
《ST》
提供:フィスコ