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8119 三栄コーポレーション

東証S
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時価総額 62.0億円
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決算発表予定日

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三栄コーポレーション---2Qも大幅な増益、通期連結業績予想の上方修正を発表


三栄コーポレーション<8119>は31日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.3%減の170.48億円、営業利益が4.59億円(前年同期は2.85億円の損失)、経常利益が5.60億円(同2.38億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が5.10億円(同2.83億円の損失)となった。

家具家庭用品事業の売上高は前年同期比27.5%減の78.44億円となった。コロナ禍から経済活動が正常化へ移行する中、巣ごもり消費が大幅に落ち込んだことや、欧州の景気低迷の影響もあり、国内外のOEM事業を中心に売り上げが大きく減少した。ブランド事業においても、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy & Boch(ビレロイアンドボッホ)」等を取扱うエッセンコーポレーションや「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売り上げが、前年同期比減少した。セグメント利益については、売上総利益率の改善や販管費も減少したものの、売上高の減少を主因として、前年同期比1.88億円減の2.00億円となった。

服飾雑貨事業の売上高は同41.0%増加の64.96億円となった。外出・トラベル関連の旺盛な需要増を受け、関連商材の売り上げが前年同期比大幅に回復しており、特にOEM事業において売上高を押し上げた。ブランド事業においても、ベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」を販売するL&Sコーポレーションの売り上げが増加したが、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーは、事業再編の途上にあり、前年同期比減少となった。セグメント利益については、売上高の増加に加え、ブランド子会社での採算性向上を主因に、同6.75億円増の5.76億円となった。

家電事業の売上高は同5.3%減の18.36億円となった。OEM事業では、季節商品の受注増などにより前年同期比増加となった。ブランド事業においては、理美容家電の売り上げは堅調に推移したものの、調理家電においては、巣ごもり需要縮小の影響や海外向け販売が前年同期比伸び悩んだことなどから、全体として前年同期比減少となった。なお、理美容家電・調理家電のブランド販売子会社ゼリックコーポレーションは2023年4月1日付けで同社に吸収合併(簡易合併・略式合併)している。セグメント利益については、売上高は減少したものの、売上総利益率の改善や販管費の削減により、同1.86億円改善し、0.34億円の損失となった。

2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比9.5%減(前回予想比2.8%減)の350.00億円、営業利益が同97.4%増(同291.7%増)の4.70億円、経常利益が同132.5%(同200.0%増)の6.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.00億円(同900.0%増)としている。

《SI》

 提供:フィスコ

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