東エレクが4連騰で連日の年初来高値更新、半導体製造装置の販売想定超で今期業績予想を増額
東京エレクトロン<8035>が4連騰、前週末に約2カ月ぶりに年初来高値を更新したが、きょうは目先筋の売りを吸収し更に上値指向を強めている。前週末10日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの3930億円から4010億円(前期比35%減)に増額した。半導体製造装置の販売が同社のこれまでの見通しを上回って好調に推移、収益を押し上げる形となっている。これを受けて、一段の上値を見込んだ買いを呼び込んだ。また同社株だけでなく半導体製造装置メーカーは総じて強い動きとなっており、前週末の米国株市場で半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>が5%を超える上昇をみせたことなどが関連銘柄の株価を刺激している。
出所:MINKABU PRESS
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