東エレク、レーザーテックなど半導体関連が高い、米長期金利の上昇止まり逆風弱まる
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置の主力銘柄が高い。前週末の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>が5.4%高に買われたのをはじめ半導体株への買い戻しが加速、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4%高と急伸をみせたことで、この流れが東京市場にも波及している。FRBの金融引き締め強化に対する過度な警戒感が後退し、米長期金利が2.7%台で落ち着いた動きとなっていることで、これまで売り込まれていたグロース株へのショートカバーが活発化している。半導体セクターはその流れに乗る形で戻り局面にある。東京市場でも中国経済の減速を背景に半導体の需給環境に不透明感が漂うなか、同関連株の調整が続いていたものの、足もとではファンダメンタルズ面から時価は割安との判断も働いている。
出所:MINKABU PRESS
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